昨晩、名古屋から札幌の自宅へ帰宅いたしました。
さて、今回の名古屋訪問の最大の目的は、中部地整の「建設ＩＣＴ」をスパイすることでした・・(笑)
例えば、情報化施工の分野では北海道も頑張ってるのですが、施工数では中部地区に負けている(ような気がします・・・笑)
まぁ、施工側が中心となって行っている北海道と、発注者が中心となって行っている中部との「差」という感じでしょうか。
(ゴメンなさい、偏見でした・・笑)
そのような「偏見」も現地の実情を肌で感じていないからだ、と言うことでの名古屋訪問です。
なので、建設ＩＣＴ導入研究会が主催する「建設ＩＣＴシンポジウム」には大きな期待をしていました。
何と言っても、数多い試行工事の結果報告が聞けるわけですから、飛行機代も宿泊費も飲み代も食事代も含めても安いものです(笑)
で、その期待した事例発表ですが・・・・・・・。
ちょっとした課題もありましたが、能率も良くなり、品質も良くなったので「情報化施工をして良かったです」・・・という感じでした。
「試行」な訳ですから、大きな課題や予期せぬ問題点が発生するのだろう、そして、そこをどのように改善したか、していくか、が語られるのだろう・・ということを「勝手に」想像していたので、かなり「期待外れ」でした。
(まぁ、私の勝手ですからね・・笑)
ただ、期待感を大きくしていた私は、どうも余計な部分に「勘ぐり」を入れてしまいます・・(爆)
何となーーーく、皆さんの「奥歯に物」が挟まっているような気がしちゃうのです(笑)
締めの言葉に「もっと施工規模が大きければ、効果が分かりやすかった」・・などと聞かされたら、
えっ、それまで説明していた効果は何だったの？・・と思っちゃったりするのです。
やっぱり、「発注者主体」となると、どうなのかなぁ・・・という思いが膨らんだりします・・・(笑)
ただ、設計・計画分野の３Ｄ導入の事例は、試行だから「とことんやってみた」という感じで良かったですね。
確かに成果物は「過多」ではありますが、そこから「余計なモノ」を削ることが「試行」な訳ですから、良い問題定義ができるでしょうね。
まぁ、どちらにしても、情報化施工は近いうちに「標準化」される訳ですから、その時に「慌てないように」しておきたいですね。
(そのためのデータストックが試行工事でしたね・・汗)
自費で勉強に行った私としては、飛行機代と宿泊費は元が取れなかったが、飲み代はメチャ安かった・・という感想かな。
(スパイ能力が足りないということか・・・笑)
