安全第一 : 道路工事中につきご協力を

工事現場のモットーは「安全第一」だというのは、誰でも知っています。

安全を守るということは慎重に仕事を行うだけではありません。

ある特殊能力を磨かなければならないのです。

それは「危険回避能力」です。

「危険回避能力」とは予知能力の一種です。

しかし「大地震が発生する・・」などという漠然とした予知能力ではありません。

経験に裏付けされた「堅実な予知能力」なのです。

「安全施設が足りないから危ない」

などという物理的な危険は、経験さえあれば誰でも発見できます。

危険回避能力とは事前に危険を予知し回避する能力です。

「今日は交通の流れが違うから、規制範囲を小さくしよう」

と決断できるのが危険回避能力です。

「俺は安全靴を履いているから、安全だ」

「安全帯を付けているし、安全帽も被っている」

「安全地帯」にいるから安心だ。

そういう人がいるかもしれません。

安全ピンは、注意しなければ指に刺さります。

安全カミソリを使っても、流血します（笑）

安全ピンも安全カミソリも、普通のピンやカミソリと比べれば「ちょっとだけ危険が少ない」だけです。

安全靴も安全帯も安全帽も、何もしないよりは安全なだけです。

それは、現場も同じです。

安全保安施設にしても、何もしないよりは安全なだけで、注意を怠れば「痛い目」に合うのです。

道路工事中につきご協力を