2025年03月21日

時代の変化に合わせて？

おかげさまで、クライアントさんに恵まれている私は「楽」させてもらっています（笑）

多くのクライアントさんが、地域でトップクラスの工事評価を得ていますし、ICT活用なども積極的に先進的に取り組んでいます。

ちなみに、私は何でもかんでも「ICTを活用しよう」と言っているわけではなく、各社の事情に合わせて提案しています。

地域をリードしてブランド力を上げたいというクライアントさんには、どんどん最新技術を導入してもらいますし、逆に「まだそれは不必要です」と別の効率化に取り組んでもらうクライアントさんもあります。

よく「時代の変化に合わせてICTに取り組む」という話も聞きますが、私は「時代の変化に合わせて」と言っている時点で「後手」に回っていると思います。

後手に回っている場合は、事前に体制も組めていないことが多く「ICTに取り組む」ことが目的になってしまうかもしれません。

本来は「効率化すること」が目的で、働く環境を向上させることで、離職を防ぎ、採用を確保し、余裕を作ることで工事評価向上や受注増に繋がるという「サイクル」を作ることだと思います。

そのためのツールの一つが「ICTの活用」であり、仮にそこにお金を掛けたとしても「回収」すること、それも何十倍にして回収することが前提です。

あくまでも、それは「私の考え方」であり、意見の違う人や間違いの指摘もあるかもしれません。

でも、何も考えずに投資して、経営が厳しくなっているという建設会社さんの話を聞いたものですから、つい書きたくなりました・・。

2025年03月11日

おおもり食堂

毎年、3月前半の当ブログのタイトル画面は東日本大震災で被害を受けた岩手県や宮城県の沿岸部をイメージしたイラストにしています。(パソコンからの閲覧でのみ反映します)

今年は南三陸町にあった「おおもり食堂」さんをイラスト化してみました。

看板の字体に何とも言えない良さがあり、なるべく忠実に再現したつもりです。

2018年に惜しまれつつ営業を終了したと聞いていますが、私は震災2年後の2013年の3月に妻と訪問し、名物の「ホルモン定食」をいただきました。

美味しさやボリュームはもちろんのこと、おおもり食堂さんでは笑顔と元気をたくさんいただきました。

(ご主人が130kgから70kgに減量した話は聞き流すことにしましたが・・笑)

それは「おおもり食堂」さんに限らず、震災後に訪問した各地でいただいていて、それが私自身の「活きる素」にもなっているのです。

私たちは、何気なく日常を過ごしていますが、その元となる部分は「哀しみの感情」で、その上に笑顔や元気が成り立っているのだと私は思っています。

私自身も「哀しいこと」を経験しているから「寄りそう」こともできるわけですし、誰かに元気を与えることもできると思っています。

だから哀しいことを忘れてはいけないとも思うのです。

2025年03月10日

人災を防ぐ

防災とは「災害を未然に防ぐ」ことですが、天災は「抑止」はできても防ぐことは難しいでしょう。

でも「人災」は防ぐことができると思います。

天災が発生した後は、必ず「人災」が発生しているわけで、例えば、SNSなどを通じた偽情報・誤情報・ウワサなどが拡散されたり、泥棒や詐欺なども発生しています。

また、行政の対応が悪いことも人災にあたるわけで、これらの「人災」は「事前の準備」で防げることだと思います。

そして、被災した住民だって、自己中心的な行動をしたり、ストレスの捌け口を間違えてしまうなど、人災と言われるものになる可能性があります。

私だって、他人よりも「家族を優先する」でしょうし、どうしようもないことでも不満を言い出すような気がします。

でも、もし誰かの役に立てるなど「やるべきこと」がある場合は、公平な考えや相手を思いやることができるとも思います。

そのため、万が一自分が被災者となった場合は「待つ・受ける」立場ではなく、率先して何かの役割を得て「動く」立場になりたいと考えています。

小さなことでも、一人一人が「人災を防ぐ」と考えることができたなら、天災に立ち向かうことができると思うのです。

2025年03月06日

進退を掛けて

当ブログの読者さんは「意識が高い人が多い」と思っていて、実際にお会いしても「優秀な土木技術者」が多いです。

仕事に関する何かしらの検索をしてブログを見つけてくれたと思いますし、自慢話や長文が多い内容も読んでくれているわけですからね。

今まで、与えられたことや目の前のことを「こなす」だけだったことに気づき、仕事への取り組み方が変わったという読者さんもいます。

中には、今までグチや文句で終わっていたものが、理屈や実績を得ていく中で、会社や経営者に対する「不満」がでてくることもあります。

さて、ある建設会社は給料が横ばいの中で、社長が何台もベンツを乗り換えたり、会社の経費を「個人の趣味」のために使うなど「やりたい放題」だそうです。

誰も何も言わない、言えない状況になっているそうで、ある読者さんが「退職」を念頭に、進退を掛けて、社長に進言することにしたそうです。

その内容について「私の見解」を聞きたいと相談があり、お互いに「感情が先走らない内容」をお伝えしました。

社長の性格や考え方が分からない「一方的な視点」での助言ではありますが、喧嘩して辞めることは避けてほしいですし、辞めたとしても残った従業員が幸せになれるようにしたいですからね。

最悪の場合、ちょっと遠いですが県内にクライアントさんがあるので「移籍」しても良いかと・・。

2025年02月18日

日本で一番

友人が経営している建設系のIT会社は、優秀な社員が揃う、友人の人柄やこだわりが反映されている素晴らしい会社です。

私の周囲の人にも「困ったことがあれば頼れる」と伝えていて、全国各地に同業者がありますが、その分野では間違いなく「日本で一番だ！」と各地を見てきた「私が保証」しているくらいです。

実際に友人の会社と取引してくれたクライアントさんからも、大きな利益に繋がったと喜んでもらっています。

しかし、ある独立行政法人の担当者さんから「肉丸さんの話を聞いて期待して発注したが、いまいちだった」と連絡をいただきました。

この方も古くからの友人で、きっと通常であれば「質が悪い」と評価するだけなのでしょうが、私を信頼して「情報」として教えてくれたわけです。

詳細を聞くと、形があるなど「明確な答え」があるモノではなく、人それぞれの感性で「評価が変わる」ものでしたが、その人の期待に沿えなかったことは事実です。

友人だからこそ「ダメ出し」ができるわけで、先日、仕事で札幌に来た友人に伝えました。

顧客からの悪い評価は、なかなか聞けないことでもあり「すごく良い話を聞けた、もっと良い会社にできる」と喜んでくれました。

最近は海外展開もしているので、私の評価が「日本で一番」から「世界で一番」になる日が近くなったかもしれないなぁ。

2025年02月13日

バレンタインデー

明日はバレンタインデーですが、私は「恋愛相談」を受けることも多いです。

と言っても「恋人ができない」とか「相手の気持ちがわからない」などという本格的な恋愛相談はほとんどありません。

例えば「現場の配属先が変わり、遠距離になることへの不安」などの仕事に絡んだ相談で、場合によっては「会社を辞める」という選択肢になるかもしれず、できるだけケアをしています。

また、間接的に会社に伝えてほしいという思いがあって相談する場合もあれば、会社の人に知られたくないという場合もあり、人知れず「若手の離職」を防いでいます（笑）

相談の多くが男性ですが、二度ほど検索して当ブログを見つけてくれた女性から相談を受けたことがあります。

一つは「結婚を考えている彼氏が道路工事会社に勤めているが将来性はあるか」という相談でした。

彼氏と面識も無ければ、勤め先も知らないため「無責任」にはなりますが「技術さえ身に着けていたら安泰」と答えたと思います。

もう一つは「近所で道路工事をしている人に一目ぼれした」という相談で、それなら時期的にバレンタインのチョコを差し入れして言葉を掛けてみたらどうかとアドバイスしました。

今思うと「かなり安易」でして、もう少しマシなアドバイスができなかったものかとバレンタインデーが近づく度に思い出してしまいます。

2025年02月12日

ネタ帳

私は「カタチのあるもの」は捨てらないタイプなのですが、作成したデータなどはすぐに破棄するタイプです。

苦労して作ったものだとしても、世の中は進歩しているわけで、過去に作成したデータに縛られていては進歩は無いと思うからです。

さて、当ブログを書き始めて２０年近くになるのですが、毎日毎日よくネタがあるものだと自分でも感心します。

特に冬期間は「自宅に籠っての仕事」という変わり映えの無い日が多く、ブログネタに困ります。

私は「DropBox」日本語版がリリースされた2011年からのユーザーなのですが、その頃のフォルダに「ネタ帳」というのがあります。

ブログのネタになりそうな出来事を記載していたのですが、久しぶりに覗いてみました。

(破棄してなかったんかいっ！)

それが全くと言ってよいほど「使えるネタ」は無く、当時は「新しい考え」と思っていたことも、時代にそぐわない内容になっていて、世の中が短期間で進化したことを感じました。

また、当時は土日もブログを更新していて、全国各地の「美味しい飲食店」を紹介していたのですが、そのストックがかなりありました。

しかし、写真データを破棄しているため使えないなぁ～。

2025年02月06日

葦編三絶

老眼になってきた私は「本を読む」ことが億劫になってしまい、読書量が激減しています・・。

電子書籍で拡大して読むこともできるのですが「読んだ気がしない」ですね（笑）

さて「葦編三絶」というという言葉があります。

書物を綴っているヒモが三度も切れてしまうほど書物を読むという意味で、繰り返し学ぶことの例えですが、さすがに私はボロボロになるほど本を読み込んだことはありません。

目次だけを見て「読んだ気」になったり「本を買った」ということに満足してしまうだけ、そして本棚が本で埋まることで満足する程度です（笑）

ただ「工事共通仕様書」だけはボロボロになるほど何度も読み込んでいて、誰よりも早く「どこに何を書いているか」を見つけることができました(自慢っ！)

今でも断片的ですが記憶に残っていて、現場からの相談に対して「仕様書の文言」を引用して返事をすることもあります。

現在は発注者のウェブサイトから電子文書ファイルでダウンロードし、ワード検索することで該当部分を探し出すことができます。

でも、今動いている現場が正しいかなどは後から検索して見つけても遅いわけで、読み込んで頭の中に叩き込むべきと思いますよ。

2025年02月05日

断線

壊れるときは壊れるのですが、確率を減らす意味で、仕事で使用するパソコンは、万が一の故障に備えて、期限を決めて定期的に入れ替えをしています。

別に壊れているわけではないため「予備機」として保管し、新たに予備機が増えた時に破棄するようにしています。

ただ、出張時に使用するノートパソコンは、軽くて丈夫な「レッツノート」を代々使用していて、2世代前でも十分な性能があり、破棄するのは勿体ないと思い、ネット閲覧など気軽に持ち歩く道具として使用しています。

しかし、先日「プスッ!」という音とともに白煙が上がりました（汗）

本体でもバッテリーでもなく、ACアダプターからの煙でして、フェライトコアの付け根部分が断線していたようです。

パソコンの寿命を気にしていたわけですが、ACアダプターの寿命を気にしていなかったわけです。

(ACアダプターの寿命は５年ともいわれているようです)

出張で持ち歩く際、電源コードを丸めたり、巻き付けたりするのですが、当然「負担」が掛かるわけで、長く使うほど断線しやすいですよね。

逆に考えると、７年も過酷な使用に耐え、発火まで至らなかったのが良かったですし、それも含めて安全性が考えられているのかもしれません(某国製なら・・)

皆様もお気を付けください。

2025年01月30日

オーバーオール

最近はオリジナルのＴシャツやポロシャツを作る建設会社が増えていると感じます。

私もオリジナルのＴシャツやポロシャツを作っているのですが、半袖だけしか作っておらず「この時期」に着ることはありません。

さて、ある建設会社の社長さんは、建設会社じゃなければ洋服屋をやりたかったというほどオシャレで服が大好きです。

会社の作業服も「見えないところにオシャレ」があり、それを私がネタにしていたりします。

（どこの会社かわかる人はわかっちゃいますね・・笑）

先日、その社長さんとランチをご一緒させてもらったのですが、トレーナーにオーバーオール、その上にパーカーを羽織るというスタイルで、その全てが「自社オリジナル」でした。

トレーナーやパーカーはチームウェアとしてありそうですが、オーバーオールは造園や塗装屋さんで見かけても、土木系では少ないと思います。

それもカジュアルでおしゃれなデザインで、私との会話も「カジュアルでオープン」というＴＰＯに合わせて楽しむことができましたよ。

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