ある建設会社で、中堅社員が「会社改革の提案」を建設部門を統括する専務に持ちかけました。

専務も「次の役員会で話すよ」と快く了承してくれたものの、結果として何の動きもなかったようです。

その中堅社員いわく、会社が活性化しない理由の一つに「専務の行動力不足」があるそうで、今回の件で「やっぱり会社は変わらないのか」と大きく失望したそうです。

私は、専務の性格を知りませんし、そもそも一方から聞いた話だけなので真偽はわかりません。

ただ、ある程度の年齢になると波風を立てたくないと「攻めより守り」に意識が傾き、行動力が下がる人もいます。

さらに、管理能力ではなく「過去の貢献度」で役職に就いた可能性もあり、改革を推進する力が不足している可能性もあります。

とはいえ、そこで専務に任せきりにして失望してしまうのはもったいない話です。

改革が必要だと感じているなら、専務の了承を得た時点で、もう「許可証」は手にしています。

専務が動かないなら、その了承を根拠に自分が動いてしまいましょう(笑)

専務の手を煩わせず、部下として淡々と改革を進めるわけです。

そして成果が出たら、最後は「専務のおかげです」と花道を用意して差し上げる。

これこそ、会社も専務も自分も幸せになる、したたかで前向きな働き方じゃないかな。