私はクライアントさんに「従業員が目指せるビジョン」をつくってほしいとお願いしています。

漠然としていても良いので、常に向上を意識できる内容であることが大切ともお願いしています。

その例としてよく提案するのが「1番を目指す」という目標です。

それも会社規模や売上での1番ではなく、社員満足度や楽しさといった「雰囲気の良さ」で地域一番を目指してほしいというイメージでの提案です。

会社が何かの分野で1番になると、それも従業員の理にかない、利益にもなるものはモチベーションに繋がると思います。

また「売り上げ」など、明確な数字で表せる指標よりも、雰囲気や感覚で判断できる目標のほうが、行動基準など、日々の行動に落とし込みやすいと感じています。

高い目標を掲げ、それを可視化し、進捗を私に報告してもらいながらレベルアップしていく、そんな流れが理想です。

ただ、あるクライアントさんは「2番を目指す」ことを目標にしています。

決して低いわけではなく、現状の1番企業が「とてつもない強敵」で、そこを超える姿がイメージしづらく、結果としてモチベーションにつながらない可能性があるためです。

まずは2番を目指す過程で全体のスキルを底上げし、「これ、1番も狙えるんじゃない?」という空気が生まれれば十分なのです。

幸い、3番手・4番手の企業は明確にイメージできているので、まずはそこをターゲットにして一つずつ越えていきましょう。