建設業は他産業に比べ労働時間が長く、休日が少ないと言われ、若手人材の確保と定着のためにも「長時間労働の是正」を進めています。

それを「働き方改革」などと言っていますが、私は働き方改革って、労働時間を減らすことじゃないと思っています。

例えば、朝イチの段取りがハマって「今日は朝から流れいいな」と現場にいたみんなが笑顔になったときは誇らしく感じます。

誰かが差し入れてくれたジュースを飲みながら、ふざけた話をしているときは休憩時間は楽しいです。

想定外のトラブルが発生したけれど、みんなの協力のおかげで解決できたときの「やったぁ!」という気持ちは嬉しいです。

現場の出来栄えを見て、前向きに「次はこうしてみよう」と工夫したくなる瞬間は、何かが沸き上がってきます。

私は、そのような空気が流れる環境で、いきいきと楽しそうに仕事ができることが「働きやすい環境」と思っています。

逆に、いくら労働時間が短かったとしても「がまんして」与えられた仕事をこなすだけの環境であれば、あまり良いとは感じません。

労働時間を減らすことも大切かもしれませんが、私は「楽しそうに仕事をする人を増やす」ことが本当の働き方改革だと思っています。