ある現場を訪問し、安全書類を見せてもらうと、リスクも対策も細かく整理され、手順も分かりやすく、まさに「完璧」な内容でした。

…というか、あまりにも完璧すぎて「本当にこの通りに現場でできるのだろうか?」と疑念を抱くほどでした。

そこで実際の現場を見せてもらうと、やはり書類とは違う状況が広がっていました。

現場所長さんから、資材納入が遅れて作業順序が変わったという理由は聞きましたが、私は監督署ではありませんので、そこは責めません(笑)

でも、書類に描かれた「理想の流れ」と、現場で起きている「現実の流れ」がズレているということであり、安全で楽しい仕事をするための改善はしていきたいです。

書類は静的ですが、現場は常に動いているわけで、このギャップはどの現場でも起こりえます。

しかし「仕方がない」で済ませてしまうと、安全書類はただの「理想図」になってしまうわけで、書類と現場の距離を縮めていきたいです。

せっかく良い安全書類を作っているのですから、それを基準にしつつ、現場の変化に合わせて運用を柔軟に調整する方法を現場所長さんと一緒に考えました。

かなり良いものができたと自負しますが、安全は書類ではなく、現場でつくられるものですから、当然と言えば当然かな。