全国的に厳しい暑さが続いていますが、暑さが続くと身体は想像以上に負荷を受けています。

気温が上がると脳の温度も上昇し、汗で水分が失われることで脳に届く血液量が減り、どうしても「ボンヤリ」しやすくなります。

さらに、発汗によるミネラル不足、食欲低下によるタンパク質やビタミン不足が重なると、だるさ・疲労感・判断力の低下が進みます。

こうした一連の負荷は「暑熱ストレス」と呼ばれ、集中力の低下や疲労の蓄積を引き起こし、結果として事故の大きな要因にもなります。

厄介なのは、これらの不調がゆっくり蓄積する点です。

少しだるい程度と軽く考えていても、睡眠不足・水分不足・栄養不足が重なると、ある日突然、体調がガクッと崩れてしまうことがあります。

事故防止や作業効率を考えても、まずは 「休憩しやすい環境づくり」 が欠かせないでしょう。

休憩場所は用意していても、「休む仕組み」が整っていない現場は意外と多いと感じます。

そこで、集中力の周期に合わせて一定の時間ごとに 「回復タイム」 を設け、水分補給と軽いストレッチを全員で行うのはどうでしょうか。

疲れてから休む、人それぞれのタイミングで休むより、全体の作業効率が上がりますし、長時間ダラダラ休むより「質の高い休憩」になるはずですよ。