日本は世界と比べて「労働時間が長い」などと言われますが、個人的には「拘束時間」が長いだけで「本当の労働」をしている時間は、他国と比べて「短い」と考えています。

例えば、9時始業として、9時から少しずつ集中力を上げ「10時に100％のパワー」になる場合と事前に準備して「9時から100％のパワーで働く」場合は生産性が違いますよね。

休日だって、心身をリフレッシュしたり、何かを学ぶなど「自分の価値を上げる」ために使い、仕事に繋げられると良いと思います。

考え方は様々で良いと思いますが、昭和世代の私は「技術者」として、自分の技量で報酬をいただく以上は始業時間から100％になるようにしたいです。

さて、初めて現場代理人を務める２０代前半のＫ君は「残業が多め」になっているようです。

現場が広範囲で「１０班体制」で稼働しており、その段取りや打ち合わせが忙しいようです。
（私が事務所にいた１時間くらいの間に来客が４組も来ました）

現場には、後輩が４名配属されていて「ある程度」の作業は分担しているようですが、今は「勉強する期間」なので、できるだけ「自分で」確認し、仕事をしたいそうです。

残業ではなく「自分への投資の時間」と考えているようですが、昭和世代の私もさすがに「無理せず、適度にバランス重視で働こうね」とお願いしてしまいました。