私から「クラッシャー」というニックネームをつけられたＳ君は、とにかくモノを壊します（笑）

例えば、転びそうだから注意するように伝えると、必ずそこで転びますし、転ぶだけではなく、拍子に何かを引っ掛けて壊してしまうのです。

注意しなければならない場面で「必ず」と言ってよいほど失敗するのですが、それが「見事」というか「感心する」くらいになっていて、稀に失敗しないことがあると「期待外れ」な気持ちになってしまうくらいです（笑）

単純に「注意力が足りない」ということになるのですが、きっと、何かに集中してしまいと他への注意力が落ちてしまうのでしょう。

そして、Ｓ君の良いところは「3回目」は失敗しないことです。

通常は「同じ失敗を２度しないようにする」と言うのですが、Ｓ君が勤めている会社は「２回目までは許す」ことにしているようです。

最初から「２回は失敗する」とわかっていると、配慮や準備ができ「安全」を確保できますよね。
（そこで失敗しないと「期待外れ」に感じるわけです・・笑）

何より、Ｓ君の「気遣い」などの「利他的な行動」は、失敗を払拭しても余るほど会社に貢献しているのです。