防災とは「災害を未然に防ぐ」ことですが、天災は「抑止」はできても防ぐことは難しいでしょう。

でも「人災」は防ぐことができると思います。

天災が発生した後は、必ず「人災」が発生しているわけで、例えば、SNSなどを通じた偽情報・誤情報・ウワサなどが拡散されたり、泥棒や詐欺なども発生しています。

また、行政の対応が悪いことも人災にあたるわけで、これらの「人災」は「事前の準備」で防げることだと思います。

そして、被災した住民だって、自己中心的な行動をしたり、ストレスの捌け口を間違えてしまうなど、人災と言われるものになる可能性があります。

私だって、他人よりも「家族を優先する」でしょうし、どうしようもないことでも不満を言い出すような気がします。

でも、もし誰かの役に立てるなど「やるべきこと」がある場合は、公平な考えや相手を思いやることができるとも思います。

そのため、万が一自分が被災者となった場合は「待つ・受ける」立場ではなく、率先して何かの役割を得て「動く」立場になりたいと考えています。

小さなことでも、一人一人が「人災を防ぐ」と考えることができたなら、天災に立ち向かうことができると思うのです。