建設現場では以前から「３Ｒ」や「ゼロエミッション」など環境負荷の低減に取り組んでいます。

私がまだ現場所長をしていた頃からゼロエミッションに取り組んでいて、電気の使用などのCO2排出低減を行っていました。

２０年近く過ぎましたが、SDGsとかカーボンニュートラル、GXに取り組むと言われても「今まで行っていたことを継続するだけで さほど変わらない」という感覚です。

もちろん、今まで「表面の体裁だけ整えていた」ということであれば、何か新しい施策が出るたびに、新たな面倒が増えたと抵抗があるかもしれませんけれどね。

とは言え、工事現場での「GHG排出量算定」は、ちょっとだけ面倒が増えたような気がしています。

建設関係者はマジメな人が多いので「対象外」や「当面対象外」の項目でも、可能であれば算出しようとするでしょうからね。(マジメな私は必ず算出するかな・・笑)

また「排出を抑える」だけではなく、排出量の数値がわかることで「前回よりもさらに数値を減らす」努力をしなくてはなりません。

今までの継続ではなく「新しいアイデア」を出し続けていく必要があるかもしれません。

頭を悩ませることが増えそうですが、地球温暖化を防ぐ「小さな積み重ね」をしていきたいですね。