日本人は「切腹」文化が残っており、何か失敗すると「責任を取る」と考えがちです。

責任取って辞めるとか指を詰めるなどは、政治家や反社の人たちが自分に罰を与えることで責任を薄めて逃避するためと思います。

「キミに責任を任すよ」と任命した人の責任であり、任された人は与えられた責任を果たすことが大切です。

そこでもしも失敗した場合は、その損失を取り戻す努力をすることが責任だと思っています。

・・と、社内セミナーなどで話すのですが、先日お話をした建設会社の従業員さんは「責任の重み」にストレスを感じてしまっているようでした。

思考がネガティブになっていて、現場の課題を「どのように解決するか」ではなく「どのようにやらないで済むか」に変換して考えるようになっているのです。

このままでは「鬱」になってしまうかもしれず、無責任で適当な私が「相談相手」となりました。

社長さんが私に「責任をもって依頼」しているわけで、私が「気楽に適当に」と言うのは「社長からの言葉」と変わらないはずです。

大切な従業員がカラダを壊してまで働くことを許す社長では無いことは、私が「責任」をもって保証できますからね。