クライアントの社長さんが私の顔を見るなり「困りました・・」と言ってきました。

理由を聞いたところ「来年の新入社員が9名になりました」とのこと・・。

学歴や性別、出身など多様な人材が面接に来てくれたそうで、優秀な人が多く、選別できないまま、全員が入社することになったようです。

人材不足が課題になる中で、若手が増えるのは良いことですが、会社規模から考えて「一度に９名」は多いですし、受け入れ後の育成計画も練りなおさなくてはなりません。

ここ数年、コンスタントに新卒社員が入社し、一人前の技術者に早期に育成するサイクルを構築していますが、９名となると育成担当者の負担が大きくなります。

職員の中でも「不安」が広がっているため、私も訪問時の予定を一部変更し、年内を期限とした「新しい育成計画」について、各部門長と打ち合わせをしました。

育成だけではなく、遠方から来る人も複数いるため「寮」の整備などの問題も出てきたり、会社環境だけではなく「地域の振興」など並行して行うことで「離職防止」に繋げることなど、仕事以外の幅も広げた内容になりました。

さらにモデルやアイドル系の女性もいるとのことで「悪い虫がつかない」ようにする対策なども検討したわけですが、当初は「困った、どうしよう」と不安で始まった会議が、なぜか楽しい会議になりました。(来春が楽しみです)