私は「土木という仕事を楽しくしたい、楽しく働ける社内環境を構築したい」との思いがあり、それを共有できる建設会社と契約してお手伝いさせてもらっています。

言うまでもなく「楽しく働ける社内環境」の構築は、生産性向上や優秀な人材確保と離職抑制などに直結します。

ぶっちゃけ「ICT活用」しての生産性向上よりも「楽しく働ける社内環境の構築」の方が生産性が高いですし、楽しく働ける社内環境を構築できた会社がICT活用に取り組むと「生産性が爆上がり」するわけです。

そのためには人間関係を含めた企業文化や結束し共有できる明確な企業理念やスローガンなども必要ですが、その経営者のビジョンを理解して行動できる「社長の右腕」が必要です。

経営者の意図を理解し、従業員の間に入ってコミュニケーションを活性化させ、雰囲気を作り盛り上げる、従業員の模範となるなど「右腕」は経営力やリーダーシップも求められるでしょう。

さて「従業員満足度をＮｏ１」を目標に、地域に役立つ誇りや技術向上、エンゲージメントやブランディングに取り組んでいるクライアントさんがあります。

社長の右腕となる本部長と2名の技術部長の下、工事成績優秀企業を長年継続受賞するなど技術力も問題ありませんし、優秀な若手もどんどん成長しています。

そして、社長の思いや意思を理解し、共有して、社内の雰囲気を盛り上げる２名の女性がいることも強みで、この2名も「社長の右腕」になります。

つまり、社長の右腕が5本いることになるのですが、別に「右腕」は一人で担うものではなく、結束して共有できていたら「何本も」あって良いですよね。