若手には「得意なこと」を仕事に組み入れてもらったり、何かしら「責任」を持って一人で完結できる仕事をしてもらうようにしています。

あるクライアントさんの会社に入社した新人にはイメージアップを兼ねた創意工夫に繋がる看板デザインを「課題」としてお願いしています。

もちろん、完成予想図などの普通の看板にはしたくないので、簡単なイメージは伝え、あとは感性に任せて「自由」に考えてもらいます。

自由と言っても「段階ごと」に私がチェックし「デザインの修正」をしていき、最終的にかなりクォリティが高いものができたと思います。

最初は「漠然としたイメージ」だったものが、少しずつ洗練され、カタチになっていく過程は楽しかったと思います。

そして、それが現場に設置され、見た人が驚いたり、感動したり、にこやかになることを想像してもらっています。

イメージしたものがカタチになることが「現場の楽しさ」ですし、発注者や地域の人が感動してくれることが「仕事の誇り」に繋がります。

すると「工事写真」もストーリーが伝わる良い写真が撮れるようにもなりますからね。
(あくまでも一例で、依頼のあった現場に配属された新人にはそれぞれに合わせた課題をお願いしています)