現場の利益を上げる方法として、乾いた雑巾を絞るのも良いですが、意外とその横でジャブジャブと水が溢れていることに気づいておらず、まずそちらを絞りましょう・・と言うことがあります。

安い材料や安い機材や人を使って品質の高い仕事はできないわけで、そこに時間を費やすならば「別のことを意識する」と利益を上げることができると思っています。
（何が別なのかはタダでは言えませんが・・笑）

おかげさまで、クライアントさんは利益率も高いようですし、他に比べても給料やボーナスも高いようです。

私も「その報告」を聞いて満足しているわけですが、あるクライアントさんが給料や年収は他業界を含めた周辺企業に負けない自信があるが、退職金に関しては少ないと気づいたようです。

確かに、公務員は2000万円と言われますから、比較すると退職金が多いとは言えませんよね。

そこで、その会社では職員や直営作業員の「退職金を倍増させる計画」を打ち出しました。

これから積み立てる若手だけではなく、年配の方の退職金も上がる計画で、社長さんが私の表情を見ながらニヤニヤとした顔で計画内容を説明してくれます。

良いところに目を付けただろうと自慢したいのでしょうし、従業員にお金を払うのが嬉しくて仕方ないようでもあります（笑）

このような社長だから従業員が頑張って仕事をしてくれて、利益を出せる会社になるわけですよね。