2年前の事ですが、国交省発注の工事で「80点以上」の工事評価点が取れないと悩まれていた建設会社さんがありました。

そこで、工事評価点向上の社内セミナーをさせていただき、その中で現場担当者さんの姿勢や社風などを観察させてもらいました。

高い評価点が取れない「原因」は、すぐにわかったのですが、対策をとるにしても長年独自のやり方で現場を行ってきた担当者さんのプライドは傷つけたくありません。
（何より、あまり私を歓迎しているムードでは無かった・・笑）

そこで「新入社員さん」を使って「解決」を試みたのですが「私の力不足」もあって思うような結果には繋がりませんでした・・。

しかし、やるべきことを行っても評価に繋がらなかったことが、現場担当者さんの心に火をつけたようで、翌年に担当された工事では「私の戦略」を聞き入れてくれて、私の想定以上の取り組みも行ってくれました。

先日、その工事の評価点が、念願の「81点」を獲得したと連絡いただきました。

発注者側から評価点の知らせが来たときは、会社で拍手が沸き上がったそうで、この雰囲気のまま「次」も狙っていきましょうね。

いつも80点以上は当たり前というクライアントさんに囲まれているため、私も久しぶりに新鮮な感動です（こらっ・・笑）