昨日、北海道のＳＴＶというテレビ局で「建設業のイメージアップ」について特集がありました。
メインは、当ブログが火付け役となって全国的に有名になったケロガード・・(笑)
開発したＭ君も紹介されていました。
(ちなみに私はその日、Ｍ君に予定をすっぽかされ・・・)
番組では、年末は道路工事が多くなりイライラすることもあるが、建設会社も努力している。
という、好意的な捉え方をしてくれました。
また、キャラクターバルーンライトや最新型のＬＥＤ現場照明なども紹介されていました。
(ちなみにＬＥＤ照明に対抗できる商品ネタがあるのですが、道内で興味のある方連絡ください・・笑)
ケロガードやサンタクロース型バルーンを写真に撮る女子高生などの姿も放映され、地道な活動が市民にも理解されるようになってきたという嬉しさを感じますね。
さて、その一方、公共事業が減少しているとはいえ、年末の工事ラッシュであることは確かです。
私の住んでいる近くの幹線道路で水道管の布設替工事が行われています。
かなり延長があるのですが、交差点ごとに交通規制がされていて、時間帯によっては渋滞も発生しています。
渋滞については市民の方々に理解していただくしか無いのですが・・・・・。
４車線のうち３車線を塞ぎ、１車線を交互通行させるという施工計画に若干の疑問を感じますが、問題は別の所にあります。
問題は「交通誘導」です。
交差点を絡めての交通規制なのですが、赤信号で停車している一般車両の後ろに停まっている「工事車両」を優先的に誘導しているのです。
青信号でも無理やり先頭の一般車を停止させ、工事車両を誘導するのですが、トラックの後方にいる一般車両は前方の出来事が分からないですから混乱します。
また、その後、工事優先の態度にイライラしたドライバーは、急発進など乱暴な運転を行ったりしています・・。
しかし、その工事区間を過ぎると、次の交差点では別の会社が舗装工事をしていて、また止められます。
結局そのドライバーは工事区間を過ぎてもイライラが収まらないらしく、しばらく乱暴な運転を行っていました。
(後を走っていた私もハラハラです・・・笑)
工事自体は「安全第一」で行っているでしょうが、もしかすると工事が起因で別の不安全が発生しているのかも知れません。
それよりも、渋滞の中、自分たちの車両を優先するのは考えものです。
(ちなみに、誘導員が優先した工事車両は、空の２ｔトラックですから、後片付けを優先した訳です)
せっかく「渋滞を緩和しよう、イメージを改善しよう」という動きのある中、一方で「渋滞は当然、工事優先」という現場があれば、イメージは改善されないですよね。
公共工事は毎日が「一般公開日」なのです。
良いも悪いも、「見る人は見ている」のです。
「年末は工事が多い、予算消化だ、公共工事は無駄だ」と言われ腹立たしいと感じていますが、もしかすると、自分たちにも「言われる原因」があるかも知れませんね。
コメント
コメント一覧 (6)
と言っても嫁が録画していてくれたのです。
嫁に感謝です（笑）
私はリアルで見ましたよ(笑)
先日、家の近所も道路工事をしていましたが、どう考えても我が家の車が出られなくなる位置にトラックを駐車してたので、工事の方に声をかけて移動して貰いました。
それも出勤時だったので、少しは考えろよって思いましたが、気の弱いわたしは何も言えませんでした・・・
以前私のブログでもイメージアップのことを少しだけ書きましたが、イメージアップというより、イメージダウンしないように気をつけるのが先じゃないのかなと感じています。
「何も言えませんでした」というのが重要でして、潜在しているクレームは「かなり」あると思います。
その潜在している部分が「不満」となり、公共工事全体に良いイメージを持ってもらえないのです。
交差点から交差点までの結構長い距離を、まばらなコーンとガードマン（交通整理員の腕章無し）2名だけで規制。
走行側の歩道でカッター工事までするので、おばあちゃんが車道歩行。
運転手の判断で交通安全が確保されてました。
監督さんらしき人は離れた場所で測量中。
残念というよりは…。
「潜在するクレーム」問題が高レベルの話になる地域も残ってます。ため息なウサギでした。
実例を上げればキリが無いでしょうね。
だからこそ、現場から改善が必要なのでしょうが、どの会社もソコを重視していないのです。
(外部がコンサルティングをしなきゃダメです)