昨日は「俺って天才？」という話でしたが、その「天才？」と思っているＨ君の続き・・・・。
ちょっと、調子に乗ってしまいミスしてしまいました・・・(汗)
まぁ、乗りに乗っている最中ですから「ミスをミスとも気付かない状態」で、私の叱責に対し
「モチベーション下がっちゃうよな〜」
などという始末です・・・・。
さて、
成長したいと望む若手ほど「基本」を嫌います。
もちろん、基本の大切さを知っていますが、基本だけを繰り返すことを嫌うのです。
少し、基本ができるようになると基本をマスターしたと思い、次の段階に入っていくのです。
それは、早く「結果」を出したいと思っているからでしょう。
「結果」を出すことが「成長」だと考えているのだと思います。
まぁ、成果主義に順応しようとしている・・ということですね。
私の若いころは、上司から与えられた仕事を完璧にこなし、組織に迷惑を掛けないことが「成長」だと思っていました。
(同年代はみんな同じじゃないですか？)
自分の成果よりは、組織の成果に貢献することが大切だと思っていました。(それがコピーなどの雑用であったとしても)
今思えば、「育てられている」段階で、基本の基本を繰り返していたのです。
そのあたりで、今の成長したい若手とズレを感じることが多々あるかもしれませんね。
(もちろん、ゆっくりと育てる余裕が無いという理由もあるでしょうね)
ひとつの基本ができた段階で、「天才かも？」と思い、次の段階に進んでしまい、失敗してしまった訳ですが、「私の時代」ではもう一度「最初の基本」からやり直しをさせられました。
ただ、今の成果主義に順応しようとしている世代の場合、「最初の基本」に戻すことは、「ヤル気」を失わせるだけなのかも知れません。
自分たちの世代とは違うのですから、意見の押し売りは受け入れられないかもしれません。
(仮に受け入れたとしても、表面上だけかも)
つまり私の失敗は、基礎トレーニングの重要性と組織として何が成果であるかを、粘り強く説かなかったことなのです。
コメント
コメント一覧 (10)
明らかに楽をしたいが為の発想は注意しますが
前向きな意見は失敗するだろうなと解っていてもやらせてみます(会社に大損失を与えない限り)でも公共事業が減ってきている現在は結果がすべてで昔のように若手を育てる余裕がないのも事実です、その辺のバランスが難しいですよね。
肉○さんの29日報告の成果は・・・(爆)
右肩下がり時代は、目先に振り回されて、人造り組織作りが疎かになりやすいので、土木の将来がチョット不安なウサギ。
プロセスを大事にしないと「手抜き」になる可能性があります。
公共物を扱う建設業者だからこそ、プロセスの重要性を教えていかなければなりませんね。
私も「失敗をさせられて」、仕事を覚えさせてもらいました。
今は結果が求められるからこそ、上司の責任の範囲で自由にできる環境を作らなければいけませんよね。
成果よりプロセスを大事にしなければいけません。
そうすれば。必ず成果がついてきます。
焦らず、暖かい目で見てあげましょうよ・・・(爆)
うん、私も桂馬かな。
前進するが、曲がって進み、どんずまっても下がれない、あげくに待ってる「歩」のエジキ・・・(笑)
会社の余裕と言う問題もありますが、私が感じる問題は「育てる側」もポリシー、あるいは育てる能力が無いことです。
じゃなきゃ「技術継承」なんて問題無くできますし、あらためてＯＪＣなんて言葉も要らないのです。
土木の将来は「かなり不安」ですよ・・・。
マジメにレスします(笑)
どんな駒であれ、攻めの姿勢では「金」に変わります。
守りの姿勢であれば、おのおのの個性を活かせば堅固な櫓を組むことができます。
金を王の守りに使う将棋も、詰めの最後に使うのも、あるいは「捨て駒」に使うのも「有り」なのです。
つまり、「指し手」しだいだと思うのです。