「道路見える化計画」というのがありました。

「ありました」と過去形で書いたのは、いろいろな意味があります。
(今日、期限が切れるアレです・・・笑)

ちなみに「道路見える化計画」とは、道路の問題点をデーターやパブリックコメントなどから収集し、課題を見つけ改善していこうという計画です。

例えば、交通危険箇所の改善、渋滞箇所の改善などの要望を広く国民から集めて「事業」とする。

身近なところでは「工事標識類」を分かりやすくすることも行われています。

これはとても良い計画なのだが・・・で、この計画を知っていた人はどの程度いたのであろうか・・・。

国民の意見を集めて事業とするのに、国民は知っていたのだろうか・・・。

道路事業を正当化させるため、「見える化」というベールに包んだ・・・・
・・・と国民に疑われる可能性があります。

それこそが、「道路特定財源」の問題なのかもしれません。

さて、冒頭「過去形」で書いたのですが、この「道路見える化計画」、いつの間にかホームページが削除されています。

これなら、「国民から意見を集める」という隠れ蓑で道路事業を行っていた。
と疑われるかも知れません・・・・。

民意を反映し、必要な道路事業を遂行する。

その理念は正論であり、私のような「道路工事に携わる者」にとってやりがいであり生業なのです。

もし、「道路見える化」という計画自体を無かったことにしようとしているのであれば、それこそが間違いだと思います。

今こそ、国民の期待に応えるため、広くアンケートを集め、本当に必要な道路を作っていくべきなのです。

無くすくらいなら、俺にやらせろ！　
・・・・と言いたいくらいです(笑)

「道路見える化」が消えたのは、ＨＰのメンテナンスか何かであることを祈ります。

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