2024年11月14日

ダサいネーミング

情報通信技術の活用推進を行うための「新たな部署」を立ち上げる建設会社も多いと思います。

その部署名は、ICTやDX推進室などという名称になっていることが多いかもしれません。

さて、ある建設会社はICT活用工事の半分は外注で、残り半分を自社でデータ作成していたのですが、独立した専門部署を新たに立ち上げ「完全内製化」を行うことになりました。

そして、その部署名を「面白い名称にしたい」と考えているようです。

こだわりとして名称に「隊」をつけたいそうで、「おもしろくし隊」などいくつかの候補名を聞いたのですが、正直なところ「どれもダサい」です（笑）

しかし、私としては「名称」はどうでも良くて、その部署に何をやってもらうかが重要です。

点群データや三次元設計データなどのデータ作成や測量だけではなく、「新たな利益を編む部署」にしていきたいですからね。

名称が決まっていないため「その、なんちゃら隊に何をさせるかと言うと・・」など、私は仮の名前を連呼して説明していたのですが、なぜか「なんちゃら隊」という名前も良いですねと盛り上がっています。

いやいや、それもダサいですし、何をするのかもわからなくなっていますよ（汗）

2024年11月13日

新人にやってもらうこと

若手には「得意なこと」を仕事に組み入れてもらったり、何かしら「責任」を持って一人で完結できる仕事をしてもらうようにしています。

あるクライアントさんの会社に入社した新人にはイメージアップを兼ねた創意工夫に繋がる看板デザインを「課題」としてお願いしています。

もちろん、完成予想図などの普通の看板にはしたくないので、簡単なイメージは伝え、あとは感性に任せて「自由」に考えてもらいます。

自由と言っても「段階ごと」に私がチェックし「デザインの修正」をしていき、最終的にかなりクォリティが高いものができたと思います。

最初は「漠然としたイメージ」だったものが、少しずつ洗練され、カタチになっていく過程は楽しかったと思います。

そして、それが現場に設置され、見た人が驚いたり、感動したり、にこやかになることを想像してもらっています。

イメージしたものがカタチになることが「現場の楽しさ」ですし、発注者や地域の人が感動してくれることが「仕事の誇り」に繋がります。

すると「工事写真」もストーリーが伝わる良い写真が撮れるようにもなりますからね。

(あくまでも一例で、依頼のあった現場に配属された新人にはそれぞれに合わせた課題をお願いしています)

2024年11月12日

ドローンによる道路巡回

建設産業は、生産性や安全性の向上や労働者不足の対応などを推し進めていますが、道路や河川の巡回パトロールも効率化や省人化できると良いですよね。

例えば、ドローンを使用することで使って道路巡回が行えると道路だけではなく橋や法面なども確認できるため良いと思います。

しかし、長大橋やダムなどはドローンによる点検や監視が行えるでしょうが、供用されている道路は「第三者の上空」となるため、現在の法律の中での実施は厳しいかもしれませんね。

でも「厳しい」ということは「誰もやっていない」ことかもしれません。

そこで、東京電力ＨＤさん、東芝さん、地元建設会社さんで、冬期通行止めになる道路を利用した「ドローンによる道路巡回実験」を行いました。

通行止め開始日と降雪前というギリギリのスキマを狙っての実験のため、今年はプラットフォームとなるデータ集積程度ですが、来年にはドローンポートを設置した広範囲の実験ができると思います。

現状では、災害時における被災状況の確認がメインとなるかもしれませんが、もしも今後、法律が改正されるなどした場合、これらの実験データはかなり重要になるかと思います。

ちなみに私ができることは開閉式のドローンポートからドローンが発進するときの「テーマ音楽を口ずさむ」ことくらいですけれどね（笑）

サンダーバードにするか、ワンダバにするか来年までに考えましょう（おいっ）

2024年11月11日

言い方ひとつ

同じことを伝えたいと思っても「言い方」で相手への伝わり方が変わりますよね。

私も悪気が無いのですが「言い方」が上手な方ではなく、相手に悪い印象を与えてしまうことが多いと感じています。

たまに自分が会話している映像を見て、もう少し「優しい言い方」ができないものだろうかと反省することもありますね。

私に限らず、建設現場は「言い方がきつい」人が多いようにも感じますので、気を付けたいですね。

さて、飲食店などで「またのご来店、お待ちしております」などと笑顔で見送られることが多いと思います。

しかし、大阪のある「お好み焼き屋」さんで女性店員さんから「またお会いしたいです！」と言われたことがあります。

また来てほしいという「意味」は同じですが「言い方」で印象がかなり違いますよね。

どのお客さんにも「またお会いしたい」と言っているわけではなく、食事中の会話からの「流れ」からのことで、私も「キャバクラじゃないのだから・・」と言いながら、それから大阪に行くときは必ず「その店」に寄っています(笑)

2024年11月08日

愚痴を言う前に

私は各現場がバラバラに仕事をしていることを「個人商店の集まり」と表現し、そのような建設会社を「商店街」と表現しています。

組織化されたスーパーマーケットやスーパーセンターが近隣にできたら潰れるかもしれませんよ・・などと比喩しているのですが、わかりやすいようで同じような表現をされる方も増えました。

さて、ウチの会社はICTの取り組みは全て外注、残業抑制は「残業するな」という指示だけ、上司は好き勝手にやって現場に押し付けているだけ・・・などと会社へのグチを訪問先の読者さんから聞きました。

「それならば、施工計画書などの書類の全員バラバラですよね？」と聞くと、確かに社内で決めた「基本」はあるが個人の裁量で内容も違うとのこと。

現場にある程度の裁量権がありながら、会社の支援が無く、ノルマを押し付ける会社の場合、現場は「楽をしたい」のでアウトソーシングが多くなります。

当然、外に出すということは、人件費だけではなく「経費」も含まれるわけで、利益を失います。

また、書類作成も「属人化」していると残業抑制ができませんし、仮に建設ディレクターなどを導入したとしても「新たに増えた人件費」に見合う効果は生まないでしょう。

そして、上司も具体的な方法がわからないから、現場に押し付けているのかもしれません。

目的の明確化や仕組み作りなどができていない個人商店の集まりから脱却するには、グチを言って終わらせるのではなく、理論武装して行動に移しましょう。

(理論武装のヒントはたくさんお渡ししたと思いますよ)

2024年11月07日

開き直り

まだ私が現場担当者だった時、「今の一瞬」だけは「世界で一番忙しい人」だと思うことが多々ありました。

例えば、いろいろなトラブルがブッキングして発生し、パニックになりそうな時、「俺は今、世界で一番忙しい男だな」と考えるとニヤリとして、忙しさを楽しむようにしていたのです。

さすがに「1日中忙しい」とか「1時間は忙しい」ことが世界で一番というのは「おこがましい」ですが、ほんの「ごく一瞬」だけなら「有り」かもしれません（笑）

独立して、一人で仕事するようになってからは、自分のペースで仕事ができるため「忙しい」ということは減ったのですが、先日「プライベート」で忙しい一瞬がありました。

朝から何となく「物事が上手く進まない日」で、そのような日は「おとなしく」しておこうと思った矢先、30分くらいの間で「やらなければならないこと」が3つ重なって発生したのです。

若干、パニック気味で、移動するときも人にぶつかって「ごめんなさい」を連呼していた感じですし、バックに入れてあったはずのものが無く、バックをひっくり返して探していたり・・・。

(服のポケットに入っていました・・笑)

焦るほどに余計な無駄な時間が発生したわけですが、その時は「何とかやりきる」ことだけを考えて行動していました。

しかし「タイムリミット」が近づくと、やれなかった場合の「善後策」を考えるようになり、良いアイデアが見つかったことで「だったら無理しなくても良いかぁ～」と開き直りました（笑）

結局「完遂」できなかったのですが💦、やるだけやった「充実感・満足感」だけは得ましたね。

(その後、キチンと問題なく対処できましたので心配はありません)

2024年11月06日

内緒にしていても・・

時間が空いた時は、私にアプローチしてくれた読者さんなどを訪問するようにしています。

見知らぬ私にアプローチするのは勇気がいると思いますし、何かしらの学びを得たいと思っている優秀な方が多いため「情報交換」することでクライアントさんへの還元に繋がりますからね。

ちょうど同じ地区に3名くらいの読者さんがいる場所があり、先日まとめて訪問してきました。

同じ地区ですから「どこの会社の誰に会いに行く」などということは内緒にしていたのですが、「この辺りで肉丸さんにアプローチする建設会社はA社とB社くらいですよね」と鎌をかけられました。

いずれも正解です（笑）

多分、今回訪問した会社の取り組みや考え方が周辺の会社と違うため分かりやすいのでしょうね。

でも、情報技術や工事評価点への取り組み、人材の雇用・育成などはまだまだという感じで、どのように進めて良いかわからないようでもあります。

ついつい「本当なら有料の話ですが・・」と余計な話をたくさんしてしまいました（汗）

でもそれをうまく会社に浸透させてほしいと思います。

2024年11月05日

秋の味覚

今年はラニーニャ現象のおかげで「秋が短い」そうです。

私が住む札幌は「初冬」を感じるようにもなってきましたが、今年はバタバタしていて「紅葉狩り」にも行けず「秋を感じる」ことは少なかったですね。

しかし「味覚の秋」はマダマダでして（笑）、クライアントさんや読者さんなどから「秋の味覚」をいただくことも多いです。

でもブログなどに書くと「おねだり」しているようで、あまり書きませんでしたけれどね。

ところが、先日は今まで見たことが無いほどの「特大の松茸」を送っていただき、メールでお礼はいたしましたが、ブログに書かないわけにいかない感じです（笑）

さらに「お米が高騰」している中で、自宅で収穫した「新米」を送っていただいた方もいて、贅沢な「松茸ご飯」となりました。

他にも「丹波栗」や「富有柿」など高級な秋の味覚もいただいておりますが、皆さんが口をそろえて「普段から美味しいものを食べている肉丸さんは食べ慣れていると思いますが・・」などと言われます。

まったくそんなことはありませんので、遠慮なくお送りくださいね。

(おねだりしているじゃん！)

2024年11月01日

尖ってる

以前の私はイケイケだとか、尖っているなど言われたことがあります。

多分「自己中心的」で生意気だとか、言い方が「喧嘩腰」などと思われていたのかもしれません。

（今は容姿と同じでスッカリ丸くなりました・・笑）

でも、私は「尖ってる人」が大好きで、自分の周りを見ると「尖っている人」がたくさん集まっている気もします（笑）

ちなみに私の「尖っている人」の定義は、自己中心的などと言う意味ではなく、周りと違う、他よりも突出しているということで、自分の価値観や信念が明確で自ら実行する人という意味です。

さて、ある建設会社の社長さんから「肉丸さんがお手伝いしている●●建設の社長は、若いのに尖っているようだね」とニコニコしながら声を掛けられました。

なんでも「協会の会長に意見した(反発した？)」と業界内で噂になっているそうです。
(ちなみに教えてくれた社長さんも尖っている人です・・笑)

早速、本人に「噂になっているらしいよ」と教えると「そんな記憶は無いですし、そんなことするわけありません」ときっぱり否定されてしまいました。

だって、協会も協会長さんも「眼中に無い」ので、意見したり反発なんてするわけないですよ！

やっぱり私は「尖っている人」が大好きですね（笑）

2024年10月31日

苦情が言えない

市街地での建設工事は、近隣住民に配慮して実施していますが、どうしても騒音や振動が発生したり、通行ができなくなるなど、ご不便をおかけすることになります。

そのため、普段からのあいさつなどを含めた「地域とのコミュニケーション」が必要ですよね。

さて、築10年以上を経過した我が家ですが、定期点検がまだ暑い夏の時期に行われ、外装の一部修理をお願いしていました。

しかし、一向に「見積書」が出されないまま時間が過ぎ、先日「大変遅れて申し訳ありません！」と担当者さんが見積もりを持ってきました。

でも、これから冬に入り外装工事もできないわけで「今頃来ても遅い！」と苦情を言ってやろうと思ったところ、妻に止められました・・。

この担当者さんは、真夏の暑さの中、汗だくになって細かなところまで点検し、ウチだけではなく隣家への配慮など誠意ある対応をしていたとのこと。

とにかく「忘れていた」というミスはあるかもしれませんが、それ以上の「一生懸命さ」を感じていたそうです。

それを聞いたら私も苦情は言えず、来春に工事をお願いしました。

言葉や姿勢を含めたコミュニケーションは「苦情」を減らしますし、お互いに「嫌な思い」をしなくて済みますよね。

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