公共事業に携わる建設会社は「4週8休」を確保していると思いますが、友人が勤める民間建築が主体の建設会社は「4週6休」でさえ確保が厳しいそうです。
例えば、建て主さんの理解が得られないため、工期は決まっているが「工程の遅れ」が大きく、休んでいられないことが頻繁にあるようです。
大手元請会社は交代で休みを取るにしても、下請けは「交代する人」もいないため、休日返上となるようです。
会話の内容も「休日確保のメリット」よりはデメリットをピックアップすることが多く、その反面で「若い人がいない」「使えない人が多い」とも嘆いています。
実際、休日を確保したら「良い人材が集まる」という単純なものではありませんが「こんなものだ」とあきらめて「考えることをやめている」ようにも感じました。
もちろん、公共工事と民間工事、土木と建築という条件が違うため、一律に「私の考え方」が正しいとも言えません。
でも、義務では無いということを理由にして、対応を考えないのであれば、いつまで経っても「良くなる」わけはなく、衰退していくのは必須です。
何か効率化するソフトウェアを導入しても使わないとか、中途採用した人が期待外れだったなどは、将来計画も無く取り組んだ結果です。
もっと身近なところを改善するだけで、休みも利益も人材も確保できると思います。
(友人なので、実際に改善提案するために見に行くつもりです)
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