建設業考察

2018年08月07日

ネガティブな週休2日

正直なところ、私は「建設業の週休2日」は難しくないと考えています。
(いくつも実績がありますし・・笑)

要は「やり方・考え方」ですが、それを「誰が」という部分が大事ですね。

さて、先日訪問した現場は進捗率が8割を超えた中、週休2日を達成していました。

しかし、訪問先の所長さんは週休2日に対して「ネガティブな話」しか出ません・・。

基本的には「よく聞く」下請けや作業員さんの収入確保とのギャップを嘆いている感じかな。

そのために「現場ができること」を考えているようですが、そもそも私は「現場」で考える問題ではないと思っています。
(だいたいモデル現場などと「現場単位」で行わせる発注者が悪いと思います)

冒頭で「やり方・考え方」と書きましたが、現場でできることは工夫や「効率化」「休むことができる機会」を作ることくらいです。

何より「一人当たり」やるべき仕事量が同じであれば、労働時間を短縮すると「密度」が上がるだけですからね。

私は「働き方改革」ではなく「働かせ方改革」であり、雇用制度の改革「先」にすべきと思っています。

それすらも「現場任せ」であればネガティブな話か出てこないわけです。
 (発注者の労務単価が・・などと言っている時点で遅れていると思いますよ)

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2018年08月01日

施工管理できる人

数年前に何かの会合で名刺交換した「人材派遣会社」の社長さんから「土木施工管理ができる人がいたらご紹介ください」とのメールが届きました。

もう忘れかけていた私のようなものにまで相談するとは、人材派遣会社は「人の数」ですから大変なのでしょう。

でも、ぶっちゃけ「良い人がいたなら、先にクライアントさんに紹介」しますわ!
(・・とは言わず、丁寧に「返信」させていただきました)

ちなみに、私のクライアントさんは「優良な建設会社ばかり」ですから、転職したいという方がいましたら、ぜひご連絡をください(おいっ!)

とは言え「優秀な人財」を集めたという建設会社と、いかに若手を「優秀な人財に育て上げたか」という建設会社、どちらが「優良な建設会社」であるかはハッキリしていますよね。

人財育成はお金と時間と手間が掛かる・・など目先重視での考えもダメとは言いません。

でもそれは、とりあえず「今のままで良い」あるいは「縮小しても仕方ない」というあきらめであり「会社を成長させ発展させるぞ!」という気持ちが無いわけです。

成長をあきらめている会社に「入社したい」と思う人はいません。

一人前に育った人財が活躍した結果があるから「優秀な人財が集まる」ことに繋がるのだと思います。

人財が不足しているのは、今まで「それ」をしてこなかった「ツケ」なのかもしれません。

そこに気づくと、今から「変わる」こともできますよね。
(そのあたりもぜひ「ご相談」ください・・笑)


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2018年07月30日

ワークウェア

おしゃれで格好良い「作業服」が増えているように感じます。

建設業の魅力が向上するのは良いことですね。

ならば、私も作業服ではなく「ワークウェア」と呼びましょう(笑)

ある建設会社さんはツートンカラーのワークウェアなのですが、ベルトループ(ベルトを通すところ)1か所だけ色が違うという「見えないオシャレ」をしています。

先日「会社訪問」させてもらったのですが、今度は「同じコンセプトのポロシャツ」を着用していました。

見えないオシャレに加え「トータルコーディネート」している「センス」が良いですね。
(会社が特定されるので写真はありません・・笑)

ちなみに江戸時代の職人さんのワークウェアは股引きの上に家紋や屋号の入った「半纏」を着用していました。

今も「お祭り」などで見かける姿ではありますが、チームの結束や役割が一目でわかりますし、何よりカッコイイですよね。

つまり、ワークウェアは「汚れても良い服・汚れが目立たない服」ではなく「会社のプライド」を表すユニフォームであり、カッコイイことが「基本」なのかもしれませんね。



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2018年06月20日

建設工事における幸せの感じ方

土木建設の元々は普請(相互扶助)ですから、建設業者が地域・社会に貢献するのは「当たり前」と思っています。

そして「社会貢献活動」を行うのであれば「意味のあるもの」にしなければならないとも思っています。

さて、私は昨年から「取り組みたい社会貢献活動」があり、アイデアを温めていました。

先日、ある建設現場から効果的な社会貢献活動を行いたいと相談があり、周辺環境をリサーチしたところ、「私のやりたいこと」とピッタリと当てはまりました(笑)

すぐに現場担当者に提案させてもらったところ「それ良いねぇ〜」乗る気の回答をいただきました。

目的やストーリー、効果などもイメージしてもらい、現場の安全確保と地域の喜びという「二重の効果」に繋がりそうです。

何より、自分たちも「達成感やヤリガイ」を感じられると思います。

私自身も自分の提案「多くの人の喜び」に繋がることができると「気持ち良い」ですからね。

誰かを幸せにすると自分も幸せな気持ちになれるのは人間の特権です。

絶対に「成功」させたいですね。



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2018年05月10日

技術者冥利

土木技術者として難易度の高い仕事を担当することは「技術者冥利」に尽きますし、ヤリガイにもなるでしょう。

しかし、最近の「難易度の高さ」は技術的な難易度ではなく、住民や発注者が起因となっていることが多く、特に相手側が一般的な常識から逸脱している場合などの「難易度」「技術者冥利」とはならないですよね。

さて、先日お邪魔した工事現場は、私も稀にみる「難易度の高さ」でした。

その原因は同じ土木技術者である「設計者」にありました。

設計が現地と合致しないなどというレベルは「よくあること」(笑)ですが、その現場はレベルが違います。

詳細は書けませんが、多分、設計時に何度か修正を行ったのだと思いますが、どれがオリジナルなのか分からなくなったのでしょうね。

さらに数量計算書などを「どこかからコピペ」したようで、これは効率化というよりは「手抜き」です。

100歩譲って「コピペ」も良いとしても、コピーする選択範囲を間違えたようで、ゴッソリと「抜けて」います。

発注者を交えた三者会議もあったそうですが、設計者さんは「とんでもない無責任発言」(ここでは内容を書けない)をされたそうです。

施工と設計という職種の違いはあれ、同じ土木技術者として「仕事の誇り」は感じられず、その聞いた私も哀しい気持ちになりました。

でも、今後は経験や知識が無く、施工や完成をイメージできない設計者が増えて行くのかもしれないなぁ・・。


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2018年04月18日

ご迷惑をおかけします

私は公共工事において「ご迷惑をおかけします」と表すことを反対しています。

例えば、工事のお知らせでも「ご迷惑をおかけします」ではなく「ご不便をおかけしますが、迷惑をかけないよう配慮します」が正解だと各方面で話しています。

迷惑とは辞書によると「人のしたことで不快になったり困ったりする・こと(さま)」のことです。

マンションなどの特定の人に利益がある工事であれば「迷惑」をかけることになりますが、道路工事など公に利益をもたらす公共工事は「迷惑」という言葉に該当しないと思うわけです。

どちらにしても、工事に関係する人の多くは「迷惑をかけないように努力」しているわけですから、最初から「迷惑をかける」と宣言しては、「不快になるようなことはしてほしくない」と思われるのは当然のことです。

しかし、法律を遵守しているとは言え、普段の生活にはない騒音や振動が発生し、通行などにも支障をきたすこともあり、相手が「不快」に感じられることもあるでしょうね。

さて、エレベーターから降りる人がいると、私は「開くボタン」を押して、その人がドアに挟まられないようにします。

すると「すみません」と言う人と「ありがとう」と言う人がいます。

多分、私が気を使ったことに対して手間(迷惑)をかけたという意識から「すみません」と言うわけですが、私の気持ちとしては感謝を表す「ありがとう」と言ってもらえるほうが嬉しいです。
(私もエレベーターに限らず感謝の言葉を言うようにしています)

公共工事においても「おわび」ではなく「善意」「感謝」を伝えるべきですし、そのために不便をかけた地域に対し「貢献」していくべきと思います。


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2018年02月14日

災害と責任感

昔、札幌市内の除雪業務に携わっていたことがあります。

管理するだけではなく、重機に乗ることもあったのですが、たまに乗るとスゴイ疲れましたね。

自分がチカラを入れても重機のパワーが増すわけではないのですが、「うぉりゃ〜!!」などと叫びながら仕事していました(笑)

おかげで数時間運転しただけでヘロヘロになります。

専門のオペレーターさんは私のような「無駄な労力」は使わないと思いますが、それでも体力は使いますよね。

特に一般道路は夜間に除雪することが多く、夜間作業は疲労が倍増するので大変です。

福井県は大雪で大変なことになり、自衛隊の活躍などが報じられていますが、地元の建設会社も頑張っていると思います。

そのような中、福井市で除雪作業中に重機オペレーターさんが亡くなったというニュースを聞きました。

強い責任感から、1日3〜4時間の仮眠だけで昼夜を問わず「やらないといけない」と除雪に出ていたとのことです。

私も地域で災害があった時は3日間寝ずに作業したことがあります。

アドレナリン
が出ているため「疲れ」を感じず作業をしていましたが、突然「ドスン」疲れに襲われるのです。

建設業界には同じような「責任感の強い人」が多く(というか「ほとんど」でしょうね)、困っている人を目の前にして休み休み仕事もできませんから、どうしても「無理」が出てくるわけです。

それでも「頑張る」のが地域を守る建設業の使命になるのだろうな。

亡くなられた方に哀悼の意を表します。


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2018年02月09日

高度人材

甘いけど苦味がある「ベトナムコーヒー」がお気に入りの私です。

最近、私の周囲ではベトナムに行く人が多く、先日もベトナムコーヒーをお土産でいただきました。

皆さん、ベトナムで「高度人材ポイント制度」を利用した人材確保しようと動いているわけです。

日本は少子高齢化により、労働力不足が深刻な問題になっています。

そのため、国内の労働力を増やすため、高度な技術や知識を持つ人材を海外から受け入れようとしているわけです。

その国によって国民性や風土が違うわけですが、私個人的には建設系に限るベトナムの高度人材が適していると感じています。

そこで、表に出ている「良い話」だけではなく、裏話というか「本当の実情」なども知りたいと建設会社だけではなく多方面「情報収集」もしています。

さすがに「そのあたり」はブログでは書けませんが、結局は外国人でも日本人の若者でも同じで「受け入れる会社の体制」が大事ということは言えますね。


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2018年01月18日

設計変更

私の地元の新聞社さんが国交省(北海道開発局)の設計変更について疑問を投げかけています。

設計変更額が内規である1.3倍を上回り、施工業者も当初から増額を見越して入札しているという内容です。

これに対する意見も建設関係側から出ておりますが、建設関係者は理解できても「一般の人」特に建設業界は談合などグレー部分が多いと認識している相手に対して理解できる内容であるかは疑問に感じています。

昨年は台風による災害から、とにかく即座に復旧させ住民の安全とインフラを確保する必要があり、臨機に対応した結果が「設計変更増」が増えた理由と思います。
(新聞社が掲載した10件の工事のうち、復旧工事が6本で他も遊水地など関連工事もある)

しかし、新聞社さんの取材に対して「設計変更での増額を前提に落札している」とか「落札した後に工事費の確保をする」などと答えている建設関係者がいるのですから、反論しても説得力がありませんね。
(この新聞社の取材を喜んで受けている建設会社さんって・・)

どちらにしても、いくら理由を言っても「内規」を決めている以上、それを守っていないことは相手は納得してくれないでしょう。
(反論すればするほど真摯に反省していないと言われるだけ)
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2017年12月13日

「教える」と「育てる」

先日「知識ではなく知恵」というタイトルで記事を書いたのですが、意外と反響をいただいております(汗)

「ウチの会社も同じです」
という内容のメールを何通かいただいたわけですが、その中で「ヒントを伝える」と私が書いたことについて具体策を求められました。

私がヒントと称するものは「付加価値」になるもので、人材育成とはちょっと意味が違います(汗)

あくまでも外部の人間である「私のコンサルティング例」でして、企業内であれば「ヒント」などと悠長にしていられないでしょう。

例えば「1+1=2」というのは知識であり「教えられる」ものです。

1+1の結果を3や4にするために考えるのが「知恵」であり、これは「育む」ものです。
(そのためのヒントを伝えているというわけです)

私世代は「詰め込み教育」「教え」られてきましたが、今の若い世代は「行き方を育む」という教育を受けてきています。

まず上司が、これらの「教える」「育てる」の違いを認識するのがキホンではないかと思います。
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