土木のことなど

2019年11月25日

家の前の工事に苦情

公共工事を行う施工業者は、地域の方々から「感謝の言葉」をいただくことが嬉しいわけですが「苦情」をいただくこともあります。

施工業者のミスが原因であれば仕方ありませんが、生活インフラを維持する目的の中で発生する騒音や渋滞は仕方ない部分もあるでしょう。

さて、道路工事に対する「苦情」を調べていて当ブログにたどり着いたという「一般の方」からのメールをいただきました。

「家の前で工事をされ"仕方ない"と思っていたが、家の前の道路が泥だらけになったまま何日も放置され、騒音や振動も気になる。
さらにガードマンの態度が気に入らない、どうしたらよいのか」
・・・というものです。

まず「騒音と振動」に関しては、施工業者はできるだけ発生を抑えて仕事しているはずですし、法的にも「問題」がある状況ではないと思います。

また「態度が気に入らない」というのは、具体的に「何」が悪いのかわからないと何も言えないです。

例えば「安全を確保するためにお願いした言葉が気に入らない」のであれば「言い方」かもしれませんし「注意された」こと自体が気に入らないというクレーム的な可能性もありますよね。

ただし、仕事によって汚れた道路を何日も清掃しないのは「問題」があるかもしれませんので、施工業者の担当者に遠慮なく「声」を掛けてほしいです。

正直なところ、人間ですから我慢できないこともあり「文句を言いたくなる」こともあるでしょうが、公共工事に対してクレーム入れても工事が中止になる可能性は少ないです。
(工事期間が増え、もっと近隣に迷惑がかかる可能性もあるのです)

家の前での工事は「仕方ない」我慢するかと考えると感情的になりますが、少しの期間は不便であるが「生活が良くなる」と考えていただけると冷静になれるかもしれません。


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2019年11月07日

TEC-FORCEと建設会社

TEC-FORCEとは大規模自然災害時に支援を即座に行えるよう国土交通省が組織している「緊急災害派遣隊」です。

1万人以上の国土交通省の各地方整備局の職員が登録され、被災状況の把握から直接作業まで行っています。

もちろん各地の「建設会社」も災害発生時は即座に対応し、作業に従事しているのですが、あまり目立たないかもしれません・・。

例えば、総理官邸で行われた台風19号におけるの非常災害対策本部会議の第1回会議開催時点でテックフォース隊員351名の派遣と排水ポンプ車140台の稼働が報告されています。

この排水ポンプ車の多くが各地の建設会社が即時対応して運用したものと思われますが公表されていません。

もう少し、建設会社の活動も取り上げてほしいと思います。

さて、私の地元である「北海道開発局」からも台風19号の被災地支援にTEC-FORCEが派遣されています。

災害支援その活動状況が報告されているのですが、そこにはTEC-FORCEの隊員だけではなく、一緒に活動している建設会社社員の姿も写されていました(写真クリックで拡大)

よーーく見るとオレンジのヘルメットと青い作業着の組み合わせ、安全チョッキのマーク・・私のクライアントの建設会社じゃないですかっ!
(もちろん確認済)

偶然の発見でしたが、被災地で奮闘している姿を垣間見れて感動してしまいました。


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2019年11月05日

新川通

東京オリンピックのマラソンと競歩が札幌で開催されることになりました。

札幌市民としては喜ばしい反面、道路整備など「税負担」や前後日程も含めた「不便」が強いられることになります。

また、北海道マラソンのコースがベースとなるようで、新川通の往復13kmが物議を交わしています。

単調な一直線で日陰も無いコースであるため、コース変更も含めて検討されるようです。

私も現役時代に新川通の新設工事や舗装修繕工事などを担当したことがあります。

ぶっちゃけ、本当に単調(笑)現場を測量したり、歩いて巡回するのも飽きました。(西日もキツかった・・笑)

手稲区の発展や小樽・石狩方面からの物流増加に伴い片側3車線の広い道路となりましたが、もともとは天狗橋から西は堤防下の狭い2車線道路で、周囲は牧場が多いため冬は吹雪で見通しが悪くなり「通行止」になったこともあります。

新川通の完成で多くの市民が恩恵を受けることができるようになりました。

テレビのキャスターなど批判しているようですが、札幌市民、とりわけ「道路を作った者」からすると哀しい気持ちになりますね。

もともと新川通が北海道マラソンコースになっているのは「交通規制負担」を削減するためと思います。
(マラソンを迷惑と思う人も多いのです)

ただ今回は、東京オリンピックの成功のため、コース変更による市内の通行規制に反対する札幌市民もいないでしょう。


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2019年10月23日

次世代を担う若者達

若い建設技術者達と建設業界に就職が内定した大学生達と「飲む」機会がありました。

大手設計コンサルやゼネコンに内定している大学生達は「不安」もあるようで、たくさんの相談や質問をいただきました。

私の「適当な返答」(おいっ)素直に反応してくれて、とてもカワイかったです(笑)

名刺の渡し方や乾杯の挨拶はマダマダですが(笑)それは社会に入って学ぶので良いでしょう。

それよりもキチンと自分の意見を言える、人の話を聞ける、目上のゲストに気持ちを込めた配慮ができるのは素晴らしいです。

また、建設業界に入っての「夢」を持っていて、私の若いころとは全然違います。

「未来の日本は安心だ」という気になってしまいました(笑)

何より、大学ではCIMをみっちりと学んだ彼らは「2次元」という従来のやりかたを良く知りません。

私たちのような「前世代」は、2次元を3次元に変換するときに「余計な常識」を加えてしまいますが、彼らはストレートに3次元で思考します。

彼らの進出は、一気に「古い常識」を塗り替えることができると期待しています。

就職先の会社は、古い常識を押し付けて彼らの志や夢を摘まず、自由な成長を支援してほしいです。


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2019年10月15日

台風被害に思う

最大級と言われた台風19号により、河川の氾濫など各地で甚大な被害が発生しました。

被災された方々にお見舞いを申し上げます。

私は北海道から九州まで激甚指定を含む災害現場で復旧復興活動している地元建設会社を訪問しています。

福島その全てが、つながりや地域再興の「熱い思い」を持って、寝食を忘れるほど復旧活動に尽力しています。

写真は県外から福島県の被災地に趣き排水作業をしている建設会社からの提供ですが、作業に従事している人は既に3日間「風呂」に入っていないそうです。(クリックで拡大します)

数年前、当時の関東地整・荒川下流事務所の所長さんが当ブログの大ファンとのことで何度か荒川下流事務所を訪問させていただきました。

所長さんは、荒川放水路の果たす役割や歴史、災害に対していかに国民と資産を守るべきか熱弁されたことを記憶しています。

日本の多くの都市は、洪水時の河川水より低い想定洪水氾濫区域にあります。

長い歴史の中で日本人は多くの災害を経験し、そのたびに治水などを行い備えてきました。

土木屋として、今後も治水整備を含めた強靭化は大切と考えますが、最近の気候は想定基準を超えるスピードで進化しています。

被害を軽減するために、国民の一人一人が理解と備えをしていくべきと思います。


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2019年08月26日

理不尽なクレーム

あおり運転暴行が話題ですが、容疑者は飲食店などにも長時間のクレームを入れていたようです。

建設工事もクレームを受けることが多いですが、中には「理不尽なクレーム」も多いです。

ある市街地の道路工事で、近隣住民に工事周知を行ったところ「あの家にはキ■■■ジジイがいるので気をつけろ」と地域の方々から助言を受けたそうです。

その家の前を通りかがった時、ウワサのおじいさんが家から出てきて、いきなり怒号を浴びせられました。

家の前に落ちていた「たばこの吸い殻」を指さし「お前が捨てていった!」と怒鳴っているのです。

私はタバコを吸いませんと答えても「ドカタはダラシナイからお前しかいない」などど言い、聞く耳を持たないそうです。

その場で揉めたくないため「すみません」と謝罪し吸い殻を片付けたそうですが、これから工事が始まる中で不安になっているとのことです。

多分、通りかがったタイミングで表に出てきたということは、家の中からジッと外を見ていた「寂しい人」なのでしょうう。

とにかく「自分を認めてほしい」と思っているのだと思います。

ここは嫌でも敬意を払い、相手の心理を満たすことが最良なのかもしれません。


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2019年07月04日

自らの命は自らが守る

九州各地で「大雨警戒」となっています。
(3日深夜の予約投稿です)

気象庁が住民に対して「自らの命は自らが守らなければならないことを認識」するようにと伝えていました。

特に「土砂災害」が懸念されますが、過去に土砂災害が発生した箇所は再び「不安定」となる確率が高く心配です。

私は先日、一昨年の九州北部豪雨、昨年の西日本豪雨の災害復旧工事を見てきました。

その際「今年の九州は梅雨入りが遅いため、今後は大雨の恐れがあり二次災害には絶対に注意」とお話ししてきたばかりでした。

建設業は地域の災害へ対応するという大きな貢献がありますが、自らを「危険」に晒してまで対応する必要はありません。

ぜひ「無理」はしないでほしいです。

しかし、普段から地域の土質や状況把握をしているからこそ「どのような被害が発生しそうか」という予測ができます。

すると、その予測に対して「何を事前に準備しておくか」という体制や「心構え」ができます。

行政や気象庁だけではなく、地域に精通した建設業者も「技術や知識」を活かして、地域の人々に危険や避難を促しても良いと思います。


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2019年06月10日

夜間工事の時間管理

本日は「時の記念日」だそうです。

工事現場でも「時間管理」は重要ですが、私が現役時代苦労したのは「夜間工事の時間管理」でした。

朝のラッシュ時間前に安全な通行を確保し「交通解放」することが条件で、各作業工種毎に「タイムリミット」を設けて管理する必要がありました。

時間に余裕をもって管理できると「楽」ですが、近隣への迷惑を考えると夜間作業日数も削減したいため、日々「ギリギリ」のスケジュールを組むことが多かったです。

すると作業工程がひとつでも遅延すると交通解放時間に間に合わなくなる可能性が高くなるわけです。

まぁ、時効なので告白しますが、何回か「間に合わなかった」こともあります(おいっ!)

道路に穴を掘ってしまった以上、途中で止められませんからねぇ〜・・(汗)

もう10年以上前の話ですが、今思い出しても「あぶら汗」が出ますね。

時間の約束は必ず守りましょう!



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2019年03月01日

久々に見たわ

初めてお会いする現場担当者さんにアポを取り訪問しました。

現場と現場事務所が離れているとのことで「現場で待ち合わせ」たのですが、私が少し早く到着しました。

現場にはまだ誰もおらず、現場は完了しているとのことで、担当者さんが来るまで現場を見学することにしました。
(すみません、ノーヘルメットでした・・汗)

護岸工事ですが、正直なところ「あまり良い仕事」とは言えませんでした。

最近はどこの現場もコンクリート仕上げが良いのですが、久しぶりに「悪い仕上げ」を見た気がします。

現場が完了しているはずなのに杭などの建設資材が散らばっています。

だらしない現場、だらしない人は良い仕事ができないという「典型」のような現場です。

これは一言、現場担当者に「喝」を入れなければならないと思っていたところ後ろから「どなたですか?」という声が・・。

振り向くと現場担当者さんらしい「服装のだらしない人」が立っていました。

少し「怒り気味」「〇〇さんですか、初めまして肉丸です」と挨拶したところ「あぁ・・〇〇さんはあちらの現場ですよ」・・。

隣の現場でした(汗)

それにしても担当者の色が現場にそのまま出るものです。
(お隣の現場はとても良く仕上がっていましたよ)


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2019年02月26日

ダムカレーは不謹慎

先日、名古屋に行き「てづくりどうぶつえん」というお菓子を買ってきました。

てづくりどうぶつえんカワイイ動物達で食べられないよ・・と言いながら一口でパクッと食べてしまいましたが、別に「動物虐待」していると思いませんし、カワイイ動物を食べるのは不謹慎と動物愛護団体からクレームが来ることも無いでしょう。

さて、ニュースで「ダムカレーが不謹慎だ」と書いた建設系メディアが炎上という話を見ました。

何でもダムカレーは「施工管理技士に対する侮辱」との内容で、意味が解らず不思議でしたので、その投稿された記事を読まさせていただきました。

その記事には「私が神経質すぎるという方は、ぜひ一度、被災地を訪れて欲しい」と書かれていますが、私は東日本大震災後の宮古で「浄土ヶ浜カレー」それも大盛を食べました(なんのこっちゃ)

私も土木技術者、土木施工管理技士として批判覚悟と炎上期待(おいっ)「ダムカレーは不謹慎だ!」と物申します。

「ダムカレー」は、もっとカレールーをシャビシャビにして、いかにライスで堰き止めることが「大変だ」ということが伝わるようにすべきです!

しかし、スープカレーは好きですがシャビシャビのカレールーは、あまり好きではありませんので現状維持で良いかな(笑)

ちなみにこの「施工の神様」というサイトから2年ほど前に「ライターとして参画してほしい」という依頼がありました。

当時は「怪しい」と思い無視していたのですが(汗)、その後、私の友人やお手伝いしている建設会社がたくさん紹介され、内容も良く取材されていると感じています。

ライターさんの考え方も含めて「生の声」を尊重されていると思われますが、非常にネガティブな記事が多いです。
(腐った監督職員は密告しろ・・などという記事もあり程度が知れますね)

どちらにしても、内輪のフラストレーションを発散するという目的ならば「どうでも良い」です。

が、もし世間一般に伝えることで建設業の発展に繋げたいと考えられるなら、運営者やライターさんは「ネガティブよりはポジティブ」な姿勢であるべきと思います。


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