道のことなど

2016年08月12日

町の秘密

どの町にも、その町が出来上がっていく「過程」があります。

そこには「理由」「秘密」が隠れていているわけですが、土木に携わる者として、先人の「街づくり」を探し、見つけ、残すということは大切なことと考えています。

そこで、私が所属するNPOの仲間たちと地元である「札幌」の成り立ちについて「学ぶ」ことを行いました。

と言っても、「なぜ札幌は、わずか150年という短い期間で、急速に発展したか」というNHKの「ブラタモリ」という番組のトレースをしただけですが・・(笑)

しかし番組では語られていない「史実」を掘り下げたり「異論」なども交えて勉強をいたしました。
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2015年11月18日

尊い仕事

毎年書いていますが、今日11月18日は「土木の日」です。

世界で初めての土木事業というのはムズカシイですが、中国四川省の都江堰(とこうえん)が世界遺産になっています。

紀元前3世紀という昔に作られた巨大水利施設ですが、2300年後の現在も使用されているという素晴らしい土木施設です。

日本で初めての本格的な「土木事業」堀江の開削と茨田堤(まんだのつつみ)の築造と言われています。

仁徳天皇の時代ですから、当時としては「大事業」だったと思います。

その土木事業の恩恵は、豊臣秀吉が「文禄堤」を築造するまでの千年の間、河内の農業を支えていたと思います。

現在も茨田堤の一部が門真市宮野町の堤根神社に残っているそうですよ。
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2015年04月23日

四ツ目川遊砂工

どこかに行っても「タダでは帰ってこない」私です(笑)

今回の名古屋出張では、岐阜県中津川市の「四ツ目川遊砂工」を見学させていただきました!
(ホント、土木バカですねぇ〜・・笑)

その前に、平成39年に開業するリニア中央新幹線の岐阜県駅と中部総合車両基地が中津川にできるということで、まずは「予定地」を見学。

昨年は長野駅予定地も見てきましたが、アクセス方法も含め、地元建設会社の役割が大きいことを感じますね。

さて、本題の「四ツ目川遊砂工」ですが、想像していたより「広大」でした。

ちなみに、「四ツ目川遊砂工」とは、中津川市街地を流れる四ツ目川上流に造られた、砂防えん堤と導流堤、12基の床固工群で構成され、土砂約20万立方メートルを貯めることができる施設です。

キャプチャこれは、過去に中津川市街地を襲った「大規模土石流」と同等の量で、この施設の完成により市民の安全が守られているわけです。

導流堤は現地から発生した巨石を利用して積み上げているなど、経済性と自然景観を考えて造られています。

さらに、地域の子供たちに「土石流」などについての知識を学ぶことができる場になっています。
(写真はパネル展示より)

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2015年04月08日

釜石港口防波堤2

釜石港の湾口防波堤の復旧工事の見学記録2回目です。
(1回目はコチラ

現在は捨石マウンドの整地・締固めを行っていますが、一番驚いたのは「施工精度」ですね。

見えない海底部分でも陸上の土工と変わらない、高い精度で仕上げられていました。

IT技術も使われていますが、オペレーターの熟練無くしてはできない仕事ですね。

ケーソンまた、海洋土木ならではの苦労などもお聞きすることができました。

以前から、海洋工事はイメージアップや創意工夫・社会貢献に悩んでいるという話を聞いていましたが、実際に体感させていただいたので、今後は「アイデア提供」もできると感じました。

工事の話に戻りますが、「復旧工事」とはいえ、以前の防波堤と同じものを作っているわけではありません。

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2015年04月07日

釜石港口防波堤1

以前、ギネス世界記録に認定された世界最大の防波堤の話を書いたことがあります。
(コチラhttp://nikumaru.livedoor.biz/archives/51894451.html

1200億円という税金を投じ造られましたが、完成した直後に巨大津波を受け、破壊されてしまいました。

しかし、浸水を6分遅らせ、沿岸部の津波高を4m〜7m低減させました。

結果論になりますが、この防波堤が無ければ、港の燃料タンクが破壊され、町は火の海になり、被害は数段大きくなったかもしれません。

私は、与えられた使命を全うした、この破壊された防波堤がとても愛おしく感じていました。

さて、その防波堤を復旧しているのですが、現場事務所に「私のイラスト」が目立つように貼ってあります。

ということで・・・。

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2015年03月13日

「当たり前」に感謝

今週は諸事情でクルマでの移動が多かったのですが、特に水・木曜日は天候や事故の影響で高速道路や国道が「通行止め」となり、一般道を2日で1000km以上走りました(汗)

あちらこちらで「通行止」になるくらいですから、道路状況も悪く運転は大変でしたね・・。

しかし、そのような悪条件の中でも、懸命に道路維持をされている方々をたくさん見ました。

例えば、襟裳岬近辺の「追分峠」は路面が凍結し、私の3台前を走っていたトラックがスリップして坂を上れなくなりました。

しかし、2台前が道路の様子を見に来ていた道路維持管理会社のクルマで、すぐに「滑り止め用の砂」を撒きながら、車両を誘導してくれました。

この日の襟裳岬は風速30m以上という風で、地吹雪がとても凄い中でのことです。

このような方達が維持管理されているからこそ安心して通行することができるのですよね。

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2014年09月19日

史実を語り継ぐ

明日、私のガイドでインフラの歴史を学ぶ見学会を札幌で開催するのですが、今週は「その取材」でアチラコチラ動いておりました。

ある商店街の振興組合を訊ねたのですが、見学会の趣旨を説明すると「大歓迎」されました。

ちょうど「地域史」を編纂している最中だったらしく、作成中の資料を見せてくださいました。

90歳のおばぁちゃんの記憶や寺院の記録などがあり、私も「下調べ」をして行ったつもりでしたが「新しい発見」がありました。

ただ、あまりにも情報が多くなってしまい覚えきれません(笑)

ゲスト解説をお願いしましたが、明日は「商店街の旅行」とのことで残念です(汗)

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2014年07月11日

台風8号

7月としては異例の強さと言われる「台風8号」ですが、被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げるとともに、現地で対策に当たる建設会社の皆様のご安全をお祈りいたします。

また、今後の台風動向や雨量などにご注意ください。

私もご縁のある建設会社や工事現場に「自然条件の厳しい場所」も多く、あの河川は増水しブロックは大丈夫だろうか、あの法面は崩落しないだろうか、あのクレーンを使っている現場は大丈夫だろうか・・などと考えたりします。

どこもキチンと私が考える以上の安全対策を行っていると思いますが、つい余計な心配をしてしまいますね。

私の住む札幌は、台風での被害というのは多い場所ではありませんが、それでも河川の護岸工事をしていたときは現場事務所に泊まり込んで警戒していました。

夜中の2時ころ、発注者の監督員さんも心配で様子を見に来てくれ、カップラーメンなどをいただいたのは嬉しかったですね。

また、維持などを担当しているときは、市内のパトロールは当然のこと、床下浸水した家屋の土嚢積みなどもやりました。

消防隊員さんと共同での作業でしたが、敬語など使うことなく怒鳴っていた記憶があります(笑)

表現が適切ではないですが、当時の私は「災害時に張り切る」というか、「俺がやるぞ!」という使命感があったのでしょうね・・。

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2014年07月01日

土木から地域の歴史を学ぶ

4年前の話ですが「バスツアー」を企画したことがあります。
http://nikumaru.livedoor.biz/archives/51700165.html

バスで土木構造物を巡りながら、車内で解説やウンチクをしていくというものです。

当時は札幌から小樽までのあいだ、集合場所である北海道庁前北3条通の話札樽国道のヒミツなどについて話をさせていただきました。

これが、ウケまして(笑)

皆さんからの評価も良く、私自身「楽しかった」です。

どうせ「勉強する」ならば「楽しいこと」が良いですよね。

その後も、NPO団体として河川やダムなどを巡るツアーをヒッソリと行っているのですが、4年ぶりに「私がツアー担当」することになりました。

「道路担当」ですので、札幌近郊の道路について「謎」「ヒミツ」を解いていこうと企画しています。

9月に開催予定ですが、昨日、ネタ探しと下見をしてみました。

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2014年03月26日

息子の引越しと安心感

次男が大学を卒業し、就職のため「我が家」を離れます。

こう見えて「甘い親」でして(笑)、生活用品など用意はもちろん、引越し先の段取りなどもしています。

勝手にいろいろと心配してしまう「子離れ」ができない「ダメ親」なわけですが、息子のアパート近くに「知っている建設会社」があり、かなり安心しています。

いえ、何か頼ろうと思っているわけでは無いですよ(笑)

だいたい、知っているといっても社長さんと面識があるという程度ですからね。

それでも、「甘い親」としては、ちょっとは「安心」できるのです。

同じようなことは、国道をクルマで走っていても感じます。

道路は必ず「維持管理」されていて、毎日「道路パトロール」していたり、清掃作業などが行われています。

交通事故などの初動対応も行い、安全施設が破損した場合の処置なども行われています。

維持作業は、地区や路線によって受注している建設会社さんが違うのですが、中には知っている建設会社もあり、険しい峠道などを走っていても、ここで自分に何があっても助けてもらえるだろうという「安心感」を感じるのです。

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