人間には誰しも得意不得意があるわけで、私はそれが個性であると思っています。

ある建設会社の若手社員はキーボードで文字入力は普通にできるのですが「手書き」が苦手で、他の人より時間がかかってしまうそうです。

今は手書きすることが少ないですから仕事上は問題なく、また社内にも「文字を書くことが苦手」ということを知る人はいません。

ところが、社長さんが新年度を機に「経営計画」「クレド」を作成し、それを社員全員に「手書きで模写」するように命じられたそうです。

ボリュームは多くはないとのことですが、コンプレックスもあり会社で書くことができず、家に持ち帰って夜中まで一生懸命に書いているそうです。

その事情を知っている私は「努力」を感じるわけですが、社長は事情を知らないわけで「早く作成しろ」と急かされストレスを感じているようです。

一般的に自分で努力していることをカミングアウトしないわけで、人は「見えない努力」よりも「見える努力」をしがちです。

でも、長所に目を向け陰の努力を認める社風であれば、自然と「見えない努力」に気づくようになると思います。
(社長さんがクレドに手書きで書き足してくれないかな・・笑)