以前「就職辞退？」というタイトルで、入社直前になって就職を辞退したいという相談の話を書いたところ「同じように辞退された」という声をいくつもいただきました。

内定が決まったものの、他の会社への入社を決めたなどの「内定辞退」はわかるのですが、入社直前に「就職を辞退」する例が増えているということです。

それもハッキリとした理由があっての辞退ではなく、曖昧な理由が多いようで納得しにくいとのことでした。

前回のブログで取り上げた学生は「社風に合わないかもしれない」とか「労働環境が厳しそう」「地元から離れる不安」などの理由での辞退でした。

建設会社側としては、内定後もフォローを忘れずに「身近な存在」であることを示したいですね。

私は、待遇は「自ら上げるモノ」と考えているため「条件面」はあまり拘る必要は無いと思っているのですが、学生は待遇が選択肢の大きな一つになります。

あらかじめ待遇は正直かつ明確に伝えていくべきと思います。
（正直、他社とほとんど横並びで変わらないはずですが・・）

ちなみに建設会社側も「採用戦略」を見直すチャンスになると思います。

就活生の数は変わらないのですから、いかに自社が魅力や将来性があるかをアピールできると良いわけです。（もちろん中身が伴いますよ）

人がいないから人員が確保できないのではなく「会社の未来をどのようにしていくか」が人材確保に大切なことだと思います。