11月18日の土木の日「万象に天意を覚る者は幸いなり」というタイトルでブログを書いたのですが「言葉の意味が分からない」との質問を多くいただきました(汗)

直訳すると「全ての事象に自然の道理を見つけることができる人は幸せである」というですね。

しかし、あくまでも私個人の文意として「土木工事は自然条件などの人為ではない現象にチカラを合わせて挑み、その努力した証しを地域や未来に残すことができる幸せな仕事である」と解釈して、ブログに「それらしく」書きました。

これは、パナマ運河や荒川放水路に携わった土木技術者・青山士の言葉です。

先日の記事には写真を添付しているのですが(クリックするとかなり大きな写真になります)これは信濃川の大河津分水の碑で、右下にAkiraAoyamaを示すAAのサイン(Mに見えるかな)もあります

青山技師は内村鑑三の「後世への最大遺物」に感銘を受け、廣井勇の弟子になったわけで「永遠の喜びと富とを後世に遺す」ということも「意味」に含まれていると思い「私の文意」になったわけです。

ちなみに当時、青山技師本人に「言葉の意味」を聞いても「各自で考えてみてください」と教えてくれなかったようです(笑)

さて、碑の裏側には同じく「AAのサイン」入りで「人類のため、国のため」と書かれています。

私は「裏側にある意味」も想像していて、表側には「土木という仕事ができる自分たちは幸せである」であると示し、裏に「その真意」秘めていると思うのです。

それが自ら名を刻むことの少ない土木技術者の「おくゆかしさ」だと思うのです。