仕事のミスが発覚し「きちんとチェックしたのか!」と部下に注意することもあると思いますが、そもそも上司として「チェックの仕方」教えていない場合が多いと感じています。

安全管理などの場合は「チェック表」を用い「ある・なし」を確認するだけでも良いのかもしれませんが、書類や測量となると「ある・なし」のチェックではミスは防ぎにくいでしょう。

そこを経験から臨機応変にチェックのパターンを変えるわけですが、もしも、部下がチェックの意味がわかっておらず、間違った方法で確認をしていたとしたならば、いつまでたってもミスを減らすことはできないかもしれません。

さて、昨日もネタにしたのですが、メールで相談をいただいた「ある現場の測量ミス」について考えてみたいと思います。

測量担当者が「キチンとチェックするように」と上司から注意を受けたのですが、この時点で「上司にミス」があるように感じます。

まず、注意や指示の出し方において「キチンと」という抽象的な言葉では、相手の「理解の範囲」がわからないでしょう。

例えば、同じ測量を2度行って検証するのか、やりかたや観点を変えて確認するのか、それをどのように行うのがベストなのか、などと指示のパターンは多いと思います。

同じ測量を二度行ってもベンチマークの高さを勘違いしていたら解決できないかもしれません。

経験が増すと「この数値は妥当なのか、前提となる条件に違和感はないか」と自然な思考ができますが、同じことを「若者」に教えるには「論理的」でなくてはならないと思いますね。

小さなミスの積み重ねは必ず大きなミスや事故に繋がります。

測量の小さなミスも安全と同様にヒューマンエラーを防ぐためのリスクマネジメントを考えていきましょう。