2020年08月19日

後世への最大遺物

人生いかに生きるべきか
最も近い道は土木技術者になることだ

文筆家でキリスト教思想家の内村鑑三が、人間は何のために生きるのか、後世へ何を遺すべきなのかを説いた「後世への最大遺物・デンマルク国の話」での言葉です。

土木事業は「永遠の喜びと富とを後世に遺す」ものであることから土木技術者になることを勧めているわけです。

内村鑑三は土木技術者ではないため「勇ましい高尚なる生涯」を後世へ遺したいと最終的に結論づけています。

さて、私が尊敬する人に近代土木の礎を築き、八田與一青山士など多くの土木技術者を育成した廣井勇先生がいます。

内村鑑三は5000円札にもなった新渡戸稲造と大学の同級というのは知られていますが、廣井勇が同級と知らない人が多いです。
(というか広井勇を知らない人が多いよね・・汗)

廣井勇は近代土木工学の基礎を築いた人で、小樽港や函館港など100年以上も耐えることができる土木構造物を造りました。

逸話は数多くありますが、公正を持し清廉を尚(とうと)ぶ姿は、弟子たちにも土木技術という知識だけでなく、人格などにも影響を与え、「土木技術者実践要綱」から土木技術者倫理へと繋がったわけです。

内村鑑三は廣井勇の葬儀で「広井君ありて明治・大正の日本は清きエンジニアを持ちました」と弔辞を読んだそうですが、廣井勇の人生から「土木の素晴らしさ」人生観を感じたのでしょうね。

私達は「永遠の喜びと富とを後世に遺す」ことに携わる「誇り」を持ちましょう!




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