2020年06月15日

安全は出資

災害や事故など「通常」の中にある「危険要素」を見つけ、できるだけ「効果的」に不安全を低減、あるいは回避するかを管理することを「リスクマネジメント」と言います。

ただ「効果的」には時間や労力・費用などが絡むため、経営者さんの考えに左右されますし、個人レベルでも現場担当者や従事者の意識や経験、能力によって「違い」が出てきます。

例えば「安全は投資」と考える会社と「安全は出資」と考える会社では、同じような安全器具を使用して現場を進めているようで「中身」が全く違っていたりします。

数年前のちょうど今時期に、土砂崩壊による災害復旧を何工区かに分けて行っている現場を見に行ったことがあります。

梅雨時期前に危険個所の復旧を完了させるために危険要素が多い突貫工事気味での作業でしたが、現場担当者は「万一に備えた対策」をキチンと取っていると説明してくれ安心しました。

現場からの帰り道に「隣接する他社の現場」を通ったところ、明らかに「管理レベル」が劣っていました。
(通りかがった程度の私が見てわかるほどの違いです)

ウワサでは人員配置や安全対策のバランスが悪い会社とのこと。
(ケチっていると表現していましたが・・笑)

案の定、梅雨前にきた「大雨」で、その現場だけ土砂が崩壊したそうです。

工程は遅延し、余計な手間と経費が掛かり、担当者の責任とか下請けの費用負担とか、その後もイロイロと揉めたようです。

リスクマネジメントができていない会社の責任転嫁とも感じられますが「安全は出資」と考えている会社ならば「そんなもの」かもしれませんね。


solisoli at 07:30│感想とツッコミ(2)clip!安全管理 

この記事へのコメント

1. Posted by 家庭内横領家庭(只今長期出張中)   2020年06月15日 10:23
 加えるならば、「投資」と考えなければ、お客様(御施主さま)の「信頼」という資本が目減りします。一度なくなった「信頼」という会社のブランドは取り返すには多くの日数がかかります。
2. Posted by nikumaru   2020年06月15日 19:43
■家庭内横領さん
出資と考えている会社は多いのよ。

発注者だって安全安全とシツコク言っても費用は見てくれないわけで、無い袖は振れないと考える会社もあります。

信用とのバランスも分かっている中での「決断」なわけです。

そのため「バランスが悪い」という表現を使っているのですけれどね。

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