2018年08月20日

理論やマニュアルを教える前に

ある工事現場で若手に測量を任せていたところ「測量ミス」をしてしまったそうです。

主任技術者はミスに気付かず、発注者の段階検査で発覚し、当然「やり直す」ことになりました。

主任技術者さんは自分のチェック不足はもちろんのこと、人員育成方法も正しかったか反省していました。

さて、私が建設会社さんとコンサルティング契約するときに「いくつかの条件」があります。

その一つに「教えることはしない、でも一緒に考えることをする」というものです。

物事に「答え」はありませんし、答えは会社や個人で違いますからね。

当然、基本となる経験やノウハウもありますが、そこに様々な「アレンジ」を加えているわけです。

その「アレンジ」を一緒に考えていくと、個々の個性や技術として身につくのです。

つまり個性を把握し、柔軟に対しているわけですが、若手育成も「同じ」だと思います。

なぜチェックを繰り返す必要があるのかを教えるには、基本となる「自分の体験」(失敗がメインかな)を伝え、そこから個々の性格に合わせたアレンジしていくと良いと思いますよ。


この記事へのコメント

1. Posted by 家庭内横領   2018年08月20日 08:50
 指摘されたことは仕方がなく、コレも人生のスパイスとして糧にしていくしかないかと思います。しかし、人を育てるとは、こんなにも難しいものかと今回ばかりはほとほと困ってるんですが、ネガテイブに考えてもあまりよろしくないので無理やりにでも、元気に前向きに彼の個性を見つめていきます。
 
2. Posted by nikumaru   2018年08月20日 20:17
■家庭内横領さん
やり方がわからないのであれば「一緒にやってみる」ことは有効です。

しかし、測量ミスは技術の問題ではなく「意識」の問題なのです。

失敗経験を重ねると「意識が変わり」ますが、そんな余裕はないよね。


ならば自分の失敗経験を伝え、その時の苦労や心労、対策や意味を何度も伝えることで、キミの経験DNAを継承させていくと良いと思いますよ。

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