先日、出張のついでに福岡の陥没事故現場を見てきました。
現在も車線規制が行われていますし、近隣のコンビニも再オープンに向けての準備段階のようで、復旧が進行しているとはいえ、まだ影響が続いている状況でした。今回の事故は当初から困難が予想されていた場所であり、設計や施工に何らかのが原因があったと思いますが、その迅速な対応が世界中から評価されました。
それらの対応や内情などを調べ「美談」としてブログに書きたいと思い、現地に行き、文章まで書いたのですが・・。
15日の福岡市議会で、現場の工事関係者（作業員と表記されていたが）が既に解雇されたという情報が出てきました。
真偽や解雇理由など分からない状況ですが、もし末端の担当者に責任を押し付ける形であったとしたなら、責任の所在が曖昧になる可能性もあります。
（あくまでも現状では真偽不明です）
せっかく取材してきたのですが、ハッキリするまで一時保留というカタチにいたします・・。
話は全く変わりますが・・。
サラリーマン・・いや社会の一員であれば「責任転嫁」という話がよく出てきます。
本当に責任を取れる人は「立場の強い者」なのですが、立場が強い者から責任が転嫁されていき、最終的にチカラの弱いところにたどり着きます。
当然、問題解決にはならずに終わってしまうわけですが、もし自分のところに「責任」が転嫁されてきたらどうしますか？
自分のところに転嫁されてくるということは少なからず「関係者」であり、責任の一部があるわけです。
ならば、自分で「責任転嫁の連鎖」を止めるのが最良だと思います。
悔しく、妬ましい思いをすることもありますが「責任逃れ」をしてきた人達よりは「尊い」と私は思います。
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