2015年11月18日

尊い仕事

毎年書いていますが、今日11月18日は「土木の日」です。

世界で初めての土木事業というのはムズカシイですが、中国四川省の都江堰(とこうえん)が世界遺産になっています。

紀元前3世紀という昔に作られた巨大水利施設ですが、2300年後の現在も使用されているという素晴らしい土木施設です。

日本で初めての本格的な「土木事業」堀江の開削と茨田堤(まんだのつつみ)の築造と言われています。

仁徳天皇の時代ですから、当時としては「大事業」だったと思います。

その土木事業の恩恵は、豊臣秀吉が「文禄堤」を築造するまでの千年の間、河内の農業を支えていたと思います。

現在も茨田堤の一部が門真市宮野町の堤根神社に残っているそうですよ。


茨田堤も「秦人を役てて、茨田堤を造りたまい」と古事記にも書かれているので中国の技術を生かしたものなのでしょう。

当時は渡来人や中国などの大陸で仏教を学んだ僧侶が土木事業を行うことが多かったそうです。

西遊記でおなじみの三蔵法師の弟子「道昭」も、仏教だけではなく土木技術を日本に持ち込み、全国各地で土木事業を行ったといわれています。

道昭の弟子で日本初の「大僧正」となる「行基」も土木事業を多く手掛け、人々の暮らしを豊かに変えていきました。

土木というのは長期に渡り人々に恩恵を与える尊い仕事なのですよ。


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