昨日は、あいにくの雨でしたが、名古屋市内の散策をしていました。

観光というよりは、「土木的なモノ」を見るため、名古屋中心部の「堀川」という水路(といっても一級河川)を散策です。

時間・・・いえ体力の関係で、五条橋から松重閘門(まつしげこうもん)までのコースをテクテクと歩きましたが、おもしろかったですよ。

まず、「五条橋」は石の欄干に擬宝珠があるという、歴史と由緒のある橋です。

ちなみに、橋の擬宝珠は、造られた年代が刻まれる場合が多いのですが、五条橋は慶長七年と刻まれていました。
(後で調べたらレプリカでしたが・・)

次は、地味な橋に見えるが、現存する道路用鋼桁橋では4番目に古い橋という「中橋」を見ながら、鋼製アーチ橋「納屋橋」へ。

実は橋としては鋼製アーチ橋ではありません。

大正期に作られた鋼製アーチを残し、架け替えられた橋です。

しかし、それだけ美しいアーチで作られた橋ということです。
(写真は http://d.hatena.ne.jp/ysdk1/20090612/p1 )

ちょっと怪しそうな場所を抜け(笑)岩井橋へ。

岩井橋こちらは、大正期の本物の鋼製アーチ橋で土木学会が推奨する土木遺産でもあります。

納屋橋に比べると装飾は少ないですが、美しい橋です。

大正12年に架けられた橋ですが、大正10年の関東大震災の影響から装飾が少なくなっているみたいです。

それでも、十分「当時の思い」が伝わる橋です。

次は、擬宝珠がついた「日置橋」です。

日置橋擬宝珠の親柱には「明治十四年九月」と書かれ、横に「昭和十三年九月改築」と銘があります。

昔は、数百本の桜と桃が咲き、大変賑わったそうです。

最後は、今回のメインでもある松重閘門

閘門とは、水位が違う水路を船が通行できるようにしている装置のことで、一方のゲートから入り、門を閉じた後に水位を上下させ、もう一方のゲートが開くものです。

松重閘門松重閘門はゲートを動かすための塔のデザインが何とも言えない土木学会が推奨する土木遺産です。

本当に和洋折衷というかエキゾチックというか何とも言えない古き良き時代のデザインです(笑)

残念ながら、4本の塔を一度に撮影するスポットが見つけられませんでした。

なぜなら、間には高速道路の高架が走っているからです。

しかし、これも「土木」なのですよね。