2010年09月29日

建設ブロガーの会(総評)

「コンクリートと人と土木遺産」
〜建設業にフロンティアスピリッツは必要です〜

というテーマで開催された建設ブロガーの会でしたが、小さな反省点こそありますが、結果的に大成功を収めたと思います。

北海道の開拓と、そこに携わった「土木技術者」、そして後世まで残る「土木施設」

これらは、今の「規格だけを満たす安いモノ」という風潮と反するものかもしれません。

しかし、100年以上を過ぎた今でも立派に活用されている「土木施設」ムダがあったのかは、現在その恩恵を受けている私達には感じません。

ただ、現存するものでも、当時はムダだと言われた施設も含まれているという事実があります。

ならば、今の「規格だけを満たす安いモノ」を、未来の人々がどのように評価していくのでしょうか・・・。


建設ブロガーの会に先立ち、岩見沢でセミナーが行われたのですが、そこで出されたキーワードが「国土学」というものです。

私たちが快適な生活を行うことができるのは、先祖が未開地を切り拓き、社会基盤を整備してくれたおかげあり、私たちも、未来に何かを残していかなければならないというのが「国土学」の根本らしいです。

過去の恩恵を受けながら、「公共事業」がムダだと言って未来へ投資しないのはおかしいですよね。

残念ながら、今の「ただ安ければ良い」という考えは、未来に何も残さないような気がします。


土木遺産見学を見ていくことで、建設に関する「今の施策」「マスコミの報道」に対し、さらに疑問を感じます。

更には、土木の世界的歴史を知ることが、尖閣問題を始めとする国家的問題を解決できるのです。
(これ、本当ですよ)

フロンティアスピリットは一般的に「開拓精神」などと訳されますが、「最新鋭を作る人」という意味にも「現場の最前線で働く、気骨のある人」という意味にも値します。

となれば、建設業に必要なことは「フロンティアスピリット」ですし、今の「元気の無い日本に必要なもの」は何か、という答えも見えてくる気がします。


ということで、札幌周辺で開催された「建設ブロガーの会」について、3回に分けて感想を書いてみました。

シンポジウムは時間が無く、今回のテーマと「国土学の啓発」を締めにするように画策したのですが、出来なかったのでココで発散しました(笑)

参加していただいた皆様、そして遠くから来ていただいた皆様、ありがとうございました。



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この記事へのコメント

1. Posted by TAKA@岩手   2010年09月29日 08:02
本当にありがとうございました。
自分の大きな収穫のひとつに、やはり、フロンティアスピリットがありました。

>「最新鋭を作る人」という意味にも「現場の最前線で働く、気骨のある人」という意味にも値します。
nikumaru師匠が言うように現代の意味はこちらの方が近い気がします。

学ばせてもらったフロンティアスピリットを前面に出し、会社での行動指針にも繋げていきたいと思います。
2. Posted by 九段   2010年09月29日 08:07
土木的に尖閣諸島問題を解決するという議論までされていたということに、とても興味があります。

それにしても凄いですね。
3. Posted by nikumaru   2010年09月29日 08:17
■TAKAさん
いゃぁ〜、私の英語力を披露しちゃいましたね(笑)

フロンティアスピリットで一番大切なことは、「常に先人であること」です。

「パクるだけではダメ」という私の言葉を、やっと理解し、成果を上げだしているのが嬉しいです(爆)





4. Posted by nikumaru   2010年09月29日 08:28
■九段さん
「建ブロ会」では、そこまでの議論はされていません・・・(私の表現が悪かったですね・・笑)

あくまで私的意見です。

地政学と民俗学が融合されたものが「土木の歴史」ではないでしょうか。

各地の歴史的建造物を見ても、歴史や国民性が垣間見えるはずです。

それを知ってこそ、話し合いの「近道」になるのだと考えています。

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