私も「道路屋さん」の端くれでしたので、全国のあちらこちらに行くと「道路事情」なんかも見てしまいます。

特に最近気が付くのが「道路維持のレベル差」です。

「どの程度の破損でどのような補修を行うか」という基準がアチラコチラで曖昧なのでしょう。

まぁ、「設定されている予算内」という条件や「維持業者の判断任せ」という自治体もあるでしょうね。

さて最近、兵庫県で道路の段差により破損したフェラーリを市が修理するというニュースがありました。

もちろん、修理代は「税金」から出されます。

段差はワダチが原因らしいのですが、その段差は「8cm」だそうです。

8cmの段差(わだち)が大きいか小さいかを「議論する」つもりはありません。

議論する自体が「各自の判断」になるからです。

「各自のモノサシ」による「判断」では、似たようなことが再発生してしまうのです。

1cmの段差につまづく人もいれば、飛び越えられる人もいるのです。

また、道路管理者や維持業者の怠慢と言う人もいるかも知れませんが、そのようなことを言う人に限って事故が発生する前には「道路維持予算がムダ」などと言っていたりします。

「結果論」でしか物事を捉えられない人も哀しいですよね。

解決策として、細かな維持基準を作ることも「有り」ですが、予算が伴わなければ何もできません。

道路管理者や維持業者は、「善良な市民」に対し「最低限の安全」より「最良のサービス」を行うということを「基準」としなければなりませんし、「善良な市民」も道路管理者の事情を理解し協力することが大切なのでしょうね。