最近の竣工検査で「見積依頼書」の有無を問われることが多いみたいです。
恥ずかしいことに、私は勘違いをしていて「見積依頼書＝注文書」だと思っていました。
注文書を添付しておけば良いと思っていたのですが、別に「見積依頼書」も必要なのですね。
建設業法２０条３項，手順等指針に
「見積依頼は，工事内容等の契約内容をできる限り具体的に記載した書面により行うこと」 とあります。
「できる限り」とありますが、建設業法第18条に「請負契約の内容を必ず書面化しなければならない」とありますから、依頼する時から書面で作るほうが効率的ですね。
でも、電話やメールで見積依頼をするのが普通だと思うのですけどね。
私は電子発注で発注図書も電子化されていますから、メールにそのまま添付して見積依頼をしてました。
でも、書面依頼となると発注図書のコピーも添付しなければならないかも・・・。
いや、「見積依頼書」に、「詳細はメールにて」と一文をつけるのが良いでしょうが、なんとも滑稽です(笑)
でもまぁ、法律で決まっていますし、「検査での指摘」も増えていますから「対策」は必要ですね。
「楽」にできる方法を考えましょう・・・・(笑)
他にも元請と下請の適正な関係を調査することが多くなってきています。
設計変更時はイロイロと忙しいので遅れがちになりますが、協力会社への契約変更書類も準備しておくと余計な指摘を受けることも無いでしょう。
また、協力会社へ支払う金額の「前払い率」なども想定しておいたほうが良いかもしれませんね。
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