毎週火曜日は「一般の方」に向けた「建設工事の話」を書いていきます。

さて、皆さんは「道路工事」というと何をイメージしますか?

「渋滞」、「騒音」、「振動」、「いつも掘り返している」・・・・。

どちらにしても「良いイメージ」は少ないですよね。

工事の人たちも頑張っているのですが、苦情も言いたくなるのも分かります。

もちろん「公共のため」にやっていることですから、我慢しなければならないこともあります。

しかし、何らかの正当な理由がある場合は、工事関係者に伝えることも大切です。

その場合、どのように苦情を伝えれば良いのでしょうか?

まず、公共工事の現場には必ず「現場代理人」という担当者がいますので、この人に言いましょう。

工事看板などに施工会社の電話番号や発注官庁の電話番号などが書かれていますが、会社や役所に電話しても「現場代理人さん」に伝わるだけですから直接告げるほうが良いです。

その際、感情的にならず「自分の要望」を伝えてください。

例えば、「うるさくて寝られない!!」と怒鳴ったとしても、工事関係者は怯みません。

「法律の範囲内だから問題ない!などと言われてしまいます。

ですから、感情的にならずに落ち着いて「譲歩案」を提案してみるのです。


「毎晩、道路を良くするために寝ないで働いていてご苦労様です。

ここ数日、午後10時頃から大きな工事音がするのですが、突然で驚いてしまいます。

ちょうどベッドに入る時間ですし、何時から音がするのか教えてください。

また、できれば、あのカンカンと音がする作業は12時頃には止めてもらえないですか」

という具合です。

道路工事の人たちも、気を使って作業しているのですが、見落とすこともあります。

そこに近隣の方が気付いてくれるのは「ありがたいこと」でもあります。

なにより、いつも苦情ばかりで感謝を伝えられたことのない「現場の人」は、感謝された嬉しさ「要望」に対しては、できるだけ対処しようとしてくれます。

もちろん、「できないこと」も多いですが、努力したり考えたりしてくれるはずです。

実は、苦情を言うよりも、「感謝を伝える」「仕事を労う」ほうが効果的なのですよ。