私の友人の「カルゴンさん」は、南方仁と小日向文世を足して2で割ったようなイイ男です(笑)

想像してくださいそのカルゴンさんが「CALSはもう終わったのだろうか」というタイトルでブログを書かれました。
http://blog.livedoor.jp/genba21/archives/51443122.html

このブログは建設関係者では無い人も読んでいますので簡単にCALSについて説明しますが、CALSとはコンピューターシステムを利用し「情報共有」する規格のことです。

建設業で使うCALSとは、公共事業で扱われる情報を電子化効率化を図り、コスト縮減品質向上を行うことです。

このように書くと「良いことだらけ」の気がしますが、問題は「標準化」するためにムダが発生していることです。

カルゴンさんは、CALSが予測通りに導入されない、それどころか衰退している原因を

1) 建設業向けのソフトウエア業界が欲を出し過ぎた

2) 土木施工会社に高度な電子成果品を求めすぎた

3) 発注官庁側の無理解

という3つの原因に分析しています。

カルゴンさんの立場だからこその発言で、とても「的」を得ています。

最大の原因である3)は別として、「施工側の立場」である私は、かなり以前から「CALS対策」は取っていたつもりです。
(CALSに関しては道路会社で北海道No1を自負してました・・・笑)

自分たちで「ある程度のこと」は出来るようになったつもりですが、結局、忙しさに「電子納品の外注」をすることとなります。

それでも、まだ「知っている」からチェックもできますが、この先外注化が進めば「チェック」もできなくなるでしょう。

完成図面という「自分たちが作り上げた物件の成果」を外注するのは施工業者として恥ずべきことですが、忙殺される現状では仕方ないのかもしれません。

原因は「標準化」するためのムダが多すぎることで、カルゴンさんの言葉では「施工会社に高度な電子成果品を求めすぎた」ということになります。

余計な経費が掛かることは事実ですから、コスト縮減を目指しているのにムダなお金を使っていることになります。

結局、活用に値しないモノ(できないモノ)を高額な価格で作っているのですから、ムダと言われても仕方無いのです。

このままでは、施工業者も電子納品を代行している業者も共倒れになるでしょうね。
(ソフトを作っているメーカーさんもね)

ムダと言わせないためには3)に期待していてもダメで、1)と2)改善策を作ることにあると思うのだけどなぁ・・・。