2009年12月22日

逃げ口上

「役所の監督が理解してくれなくてさぁ〜・・・」

というようなセリフをよく聞きました。

確かに、グチのひとつでも言いたくなることは判らなくもありません。

しかし、それを「逃げ口上」にしてはいけませんよね。

誰かを悪者に仕立てて自分を守ろうとするタイプが責任転嫁に使うセリフです。

まぁ、その「逃げ口上」を信じちゃう上司もいるので困ったものですが・・。


さて、発注者の監督員は、納税者や地域住民に代わって「公共事業の監理監督」を行っているわけです。

つまり、施工側にとっては「お客様」ということです。

であれば、お金を貰う訳ですから「説明やアピール」するのは「施工側」というのは当然の話です。

つまり、「役所の監督が理解してくれなくてさぁ〜・・・」とは、自分の説明やアピール不足を宣伝しているようなものです。

あるいは、「そこに至るプロセス」で何かミスを犯していたのかも知れません。

基本的に発注者と施工者は同じ目的を共有している訳ですから対立することはあり得ないのです。
(あくまで基本ね・・・笑)

ただ、数%の確率で「本当に融通の利かない監督員さん」もいます。



「融通が利かない」という本質は、発注者側の「責任があいまい」な場合がほとんどです。

あるいは、施工者側の人間が施工過程で何らかの信用を失ったということも考えられます。

この場合の対処方法は「説明やアピールする人間」を変更することです。

あ、別に代理人さんを変更する訳じゃありません(笑)

交渉を「上の立場の人」にお願いするわけです。

発注者側の責任が曖昧であれば、キチンと責任ある人と交渉できる立場の人にお願いするだけなのです。

そのようなシステム(風通しの良い社風)が出来ていると

「役所の監督が理解してくれなくてさぁ〜・・・」

というセリフは無くなるはずです。

責任転嫁は監督員にではなく、社内の上司にすれば良いだけなのです。



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この記事へのコメント

1. Posted by TAKA   2009年12月22日 07:45
ふむふむ。

たしかにそう思います。
逃げ口上を使う人間は常に出てきます。
自分の責任と認めません。

そして、その数%という発注者も居ます。
上司が出て行っても返り討ちにあうようでは、社員に責任転嫁し、『任せる』とか『頼む』という逃げ口上では通用しないんですよね?

『頼む』『任せる』なら、そのあとのフォローまでしなければならないと思います。
2. Posted by nikumaru   2009年12月22日 08:29
■TAKAさん
そこが「風通しの良いシステム」ということになります。

基本が出来ていないと「頼む・任せる」をフォローできる人も作れないのです。
(形だけはたくさんいますがね)
3. Posted by キタノミナト   2009年12月22日 08:35
でも、逃げ口を作っておかないと・・・。
せっぱ詰まって・・・・。
・・・ってなったら大変ですよ(爆)

これも風通しの良いシステムがあれば大丈夫ですがね。
最近は中間管理職の自殺も増えているので皆さん気をつけましょう!
4. Posted by nikumaru   2009年12月22日 08:43
■キタノミナトさん
会社のシステムとして「逃げ口」を作るという感じかなぁ。

もちろん「それ」は中間管理職の人も同様でして、最終的に最終責任者が責任を持つという至極当たり前のシステムです。

でも、どこかに「責任逃れ」や「隠したい」という思いが出てくるからうまくいかないのです。

「風通しが良いシステム」というのはそれを無くすことです。
5. Posted by ちょーろー   2009年12月22日 19:49
業務の管理技術者をやっていて、1人だけかなわない監督員がいました。

打合せで特記仕様書外の事を要望され、それぐらいならと受けると、次の打合せで更に要望が・・・

なんと、成果品納品時に、検定後で良いからとまたもや要望が。

結局、それも飲んでしまいましたが、まだ若いのに見事なまでの駆け引き上手(?)な役人でした。

だけど、サービスでやって、瑕疵があると大変なことになるんだよなぁ・・・
6. Posted by nikumaru   2009年12月22日 21:59
■ちょーろーさん
融通が利かないわけじゃなく、一枚上手だったというオチですか?(笑)

でも、昔の建設会社が儲けていた時代を未だに勘違いしている人もいますよね。

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