公共工事に対する国民の信頼の確保と健全な発達を促するため「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」というのがあります。

その中に、「施工体制の適正化」というのがあり、工事を施工するに当たって、各担当業者の役割や適切な技術者が配置されているか、発注者が確認することになっています。

そのため「施工体系図」というのを工事関係者が見やすい場所及び公衆が見やすい場所に設置することになっています。

その他にも現場に入場している全社の「建設業許可」の表示や建設業退職金共済の表示も義務付けられています。

建設業許可などの法令表示は大きさも決まっていて、A3用紙に印刷してラミネート加工ではダメなのです。
(これは、コストダウンのために改変が必要だと思う)

さて、その表示義務のある「施工体系図」ですが、ほとんどの建設会社は発注者に提出しているのと同じような味気ないものを貼っています。

公衆に見やすい場所に掲示したとしても、公衆が見てくれないかもしれませんね。

そこで創意工夫したのが京都府北部のM建設にお勤めの「たかやんさん」です。

まず、施工体系の配置を放射状にして色分けしています。

元請会社(赤色)を中心として1次協力会社(青)2次協力会社(緑)としています。体系図

これなら、一目で施工体系が判りますね。

枠線は丸みをつけ、書体はポップ調としています。

また、掲示箇所も信号の傍にし、信号待ちの人に読んでもらうような工夫をしています。

体系図この方式が、法的に適正が否かの議論もあるかもしれません。

しかし、保守的に考えるだけでは無く、新たなことにチャレンジしてみなければ結果は分からないのです。

公衆に情報を開示するというスタンスを優先するならば、このような創意工夫は評価されるべきだと私は思います。

もちろん、現在の法的には適応していないので、この体系図の右横に「定められた体系図」が掲示されています。
(横に並べると、どちらが親切な掲示かは、一目瞭然です)

「たかやんさん」は、私のことを「考え方や方向性が似ていて他人と思えない」と言ってくれてます。

それを証明するように、他にも「おもしろいアイデア」を持っていました。

これらのアイデアは創意工夫データベースに登録させていただきます。
(まだ、データーベース自体、出来てませんが・・・)

皆さんも、私達と「創意工夫データ」共有いたしませんか?
(詳しくはメールで・・・)